カンクンの朝日

2016年の活動が本格化し、冬と春のイベントが次から次へと間断なく開催されている。先ほど年1回の北米パートナーカンファレンスを終えたところだ。

まったくもって例年どおりの内容だった。プレゼン、会議、ディスカッション。製品、テクノロジー、サービス、戦略、プロモーション、問題、機会、アイデア。ランチ、エンターテインメント、人脈作り。これを丸2日。彼の地へ赴き、一同が会し、仕事に取りかかる。

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まさに、夜明けから…夜明けまで(笑)。夜明けと言えば、朝日が見事だった。

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アルプスでのかくも長いドライブ旅行

イタリアのアルペンスキーのメッカ、アルプスにいながらスキー板を履かず、周辺の谷間にあるゲレンデに自らチャレンジすることもないとは、何とももったいない。そういえば山スキーの板をしばらく履いていない…最後に履いたのは2012年だ!

以前は毎冬、1~2週間ほどアルプスで過ごしていた。だが最近は抜けられない仕事が多すぎて、禁断症状が出始めるまで、まともなスキー休暇に出かけるチャンスがなかった。しかし、今回は運が良かった。3日半、ゲレンデで過ごしてアルプスの景観を楽しむ時間が作れた!アルプスの冬は本当に最高だ!おそらく夏も同じくらい素晴らしいはずだが、その季節にアルプスを訪れたことはない(笑)。

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雪上のF1レーシングカー

正確には誰の発案だったのかわからないが、私が最初に「スキー場でフェラーリF1」という話を聞いたのは半年程前のことだった。雪と氷の上でレーシングカーを走らせると考えただけで面白かったので、やるしかないということになった。これが当社とフェラーリのやり方だ(笑)。

というわけで標高1,800mにあるリヴィーニョというスキーリゾートでイベントを開催した。大勢のスキー客、地元住民、観光客、カーレース愛好者が集まった会場の様子はこんな感じだ。

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TOP100シリーズ:最終編

いよいよ私の「世界で絶対に見ておくべき素晴らしい場所を大陸別に分類してまとめたTOP100」も終わるときが来た。

これまで、TOP100の1から90までを紹介してきた。あと4つ(97~100)は以下で紹介するが、となると何故か空白の91~96が残る…。

実のところ、特に謎はない。単に私が100という切りの良い数に紹介スポットを絞りこめていないだけだ!おまけで紹介したスポットを当てはめたり、下部のコメント欄で誰かが紹介した絶対に見るべきスポットのうち恥ずかしくも私が何らかの理由で見落としていた場所があったりすれば、空白も埋まる。つまり、リストに磨きをかけて完成させる方法がまだ見つかっていないので、それまでは余白を残しておこうというのが真意だ。

言い訳はそれくらいにして、早速TOP100シリーズの、ある意味での最終編を始めよう…。

  1. 北極

北極は大陸の一部でもなく、国でもないので、TOP100の追記部分で紹介されると思っていた人もいると思う。たしかに、どこかに「当てはめる」のが難しい場所だ。

砕氷船に乗って行くツアー(写真のみ、解説はロシア語)がある。行ってみるだけの価値があると聞いた。それも究極の旅になるのは言うまでもない。

北極にいると思われていて実は存在しないのが、ペンギンだ! 残念ながら、彼らは地球の裏側にある南極大陸(と南米の最先端と南アフリカ)に生息する。

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TOP100シリーズ:オーストラリア、ニュージーランド、オセアニア編

不思議に思うかもしれないが、あんなに遠いにもかかわらず、オーストラリアニュージーランドはこれまで私が訪問した世界の国々の中で最も足を運んだ地域だ。TOP100に挙げたスポットも多く訪れており、まだの場所は近々探索に出かける手はずになっている。「なんでそんなに急ぐのか」。TOP100シリーズのリストには未踏の地が多数あるが、それらの場所に「すぐにでも行かなければならない」と常日頃から言及する私に、疑問を持っている人もいるかもしれない。答えは簡単だ。それは、その場所が最高に素晴らしいからだ。これまで訪れた場所も、すべて感動的だった。カンガルー、コアラ、ワニも加われば、地球上で最も面白い大陸のできあがりだ! いや、大陸は一部であり、オーストラレーシアがあるので、やはり「地域」として取り上げることにしよう。そういえば、オセアニア以外では、まだハワイしか行っていなかったな。などと不満を述べながら、早速「Down Under」(地球の反対側)へ旅立とう!

  1. キンバリー

あまり知られていないこのオーストラリアの地域について、オージーから何年間も聞かされてきた。そして2015年、ようやく訪れることができた。なんであんなに興奮して勧めてくれていたのか、ようやく理解できた。

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TOP100シリーズ:アフリカ編

アフリカ。この言葉を口にするだけで、ありとあらゆるエキゾチックな風景が目に浮かんでくる。他のどこにも似ていない特別な大陸だ。必見としてお勧めしたい場所がたくさんある。

  1. サハラ砂漠

今さら言うまでもないが、世界最大の砂漠だ。一気にではなく徐々にだがその大迫力に圧倒される。特に日没時(日の出の時間に私は寝過ごしてしまった)。私が見たのはチュニジア側。砂、砂丘、塩湖、蜃気楼、オアシス。おお、イエス。

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展示会マラソン

バルセロナで開催のMobile World Congressに参加した後、猛ダッシュでニュルンベルクへと向かった。また別の展示会Embedded Worldがあったからだ。

こちらのテーマは自動化で、出展物には回転・旋回する機械、荷物を積み卸しする機械、加熱・冷却、ポンプ、化学結合、乗り物、船舶と飛行機のほか、産業向けのあらゆるデジタル製品、その他諸々があった。サイバー産業主義の一大イベントというわけだ!

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バルセロナの展示会

バルセロナに前回行ったのはかなり前のことだ。前回Mobile World Congressに出席したのはもっと前で、2012年、つまり今から4年前になる。けしからんとお考えの皆さん、申し訳ない。自分でもあるまじきことだと思う。そうは言うものの、昔の旅行記を読み返すのはなかなか愉快だ!

しかし昔話はこれくらいにしておいて、現在に戻ってレポートを続けることとしよう。—>

4年の間に展示会の様子はずいぶん変わった。以前も、モバイルとスマートフォンを中心にご当地らしい雰囲気が加わった程度とはいえ、とても重要なイベントだった。今はラスベガスで開催されるCESや、ハノーバーで開催される大規模展示会CeBIT(…というより昔のCeBIT)に匹敵する規模の世界的な展示会になっている。残念なことに、CeBITにはかつては世界各国から参加者が集まっていたが、それがどういうわけかいなくなってしまった。古き良き大イベントCeBITは多言語対応をやめ、紛れもなくドイツ語圏を対象としたIT展示会になってしまった。残念だ。

まあ、悲しんでばかりいてもしかたがない。そろそろいつもの元気いっぱいの私に戻ろう。

バルセロナのMWCは前とは全然違う!会場は大きく8つのゾーンに分かれていて、そのほとんどが展示ブースで埋め尽くされ、展示を見て回る来場者でいっぱいだ。いい意味で本当に「熱気にあふれている」感じだ。

当社も出展した。

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大変だが誰かがやらなければならない仕事

毎年2月に、世界トップレベルのITセキュリティ専門家数百人が、さんさんと日光が降り注ぐビーチリゾートに集まる。地域は南北アメリカのこともあれば、欧州、アジア、西アフリカ沿岸のこともある。主な目的は日光浴ではない。ビーチでもない。ビーチで飲むカクテルでもない。そうではなく…サイバー空間の悪党どもと戦うことだ!少なくとも参加者は家族にそう言って出かける。2月に1週間ばかり姿を消し、その年の開催地に選ばれた楽園リゾートに出かけていく理由として。

今年選ばれた楽園リゾートはカナリア諸島。何の開催地かと言うと、お察しのとおり、当社が年に1度開催しているITセキュリティ専門家のための特別イベントSecurity Analyst Summit(SAS)だ。情報セキュリティ業界のさまざまな分野の専門家が世界各国のさまざまな企業から集まり、時には改まって、たいていはざっくばらんに、基本的にはひたすら語り合う場で、場所はエアコンの効いた地下の会議ホールだったり、ビーチのラウンジチェアだったりする(おっと、ご家族に秘密をばらしてしまった(笑))。専門家のノウハウや経験について情報交換して、IT脅威がどこでどのようになぜ発生しているのかをより多くの人に理解してもらえるようにすることを目指したものだ。

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サファリ!

お正月休みにタンザニアに2週間滞在したが、それほどの短期間でも数多く印象に残る体験をした!そのうちまだ半分しかお伝えできていない…

キリマンジャロから平地へ戻ったのち、「気候順応」という言葉を口に出す暇もなく、我々は次の目的地に運ばれた。…アフリカのサファリだ!

「サファリ」という言葉は元々、植民地時代に「アフリカへ野生動物を狩りに行くこと」という意味で使われた。必ずしも狩りの後で獲物の肉を食べたり皮を剥いで何かに利用したりすることまでは含まれない。射撃場と似たようなもので、違いは標的が生きている動物であることだけだ。時は移り、慣習も(良い方向に)変わり、現在では「サファリ」と言えば、「アフリカで(ジープなどの車に乗って)野生動物を見ること」…そして、野生の姿をそのまま写真に収めることだ。

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https://www.instagram.com/p/BAzBieOuiQ9/

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