2019年12月9日
ボンジュール、ムッシュー プレジデント!
先日、私はパリにいた。寒く、雨がちで、風が強かったが、我々の受けた歓迎の温かさは、これ以上ないものだった。
ユージン・カスペルスキーは語る - 公式ブログ
2019年12月9日
先日、私はパリにいた。寒く、雨がちで、風が強かったが、我々の受けた歓迎の温かさは、これ以上ないものだった。
2019年7月19日
単なる旅行者としてシンガポールを訪れることができたら、どんなに素晴らしいだろうか。1週間滞在し、この街を歩き回れたら…。しかし、今回はそうはいかなかった。工作-仕事-arbeiten、会議-プレゼン-また会議、また別のwork-trabajo-労働、さまざまな言語で展開される駆け足の滞在だ。それはこんな感じだった…。
Starmus Festivalの翌朝に目覚め、つかの間の平穏は夢見ることしかできないのだと実感する。うだるように暑いスイスから(意識を取り戻すことがないままに)向かう先は、同じように暑いシンガポール。「Interpol World 2019」が開催されるのだ。国際刑事警察機構(インターポール)の加盟国の政府機関、非政府機関、民間企業が一堂に会するイベントだ。
私は、法執行機関と民間のサイバーセキュリティ企業が国際的に協調していくことの重要性について多くを語った。サイバー犯罪には地理的境界は関係ない。だからこそ、行動を共にして戦う必要がある。このところ「共に」の部分で世界的な問題が少々あるというだけのことだ。したがって、国際協力を目指して現実に進行中の取り組みは、黄金にも匹敵する重みがある。そして、我々は長年インターポールと連携してきたことを誇りに思う。我々は2014年以来の戦略的パートナーであり、初めての協定を結び、サイバー犯罪対策部門であるIGCI(Interpol Global Complex for Innovation)のDigital Crime Centerの開設を支援した。このセンターは、インターポールが行う捜査の技術面を担当する。
そして7月3日、シンガポールでKasperskyとインターポールは、この協定を5年間延長することに合意した。
Highlighting the importance of #partnerships between #police and the private sector against crime, #INTERPOL has reinforced its ongoing collaboration with @kaspersky to help the world’s police fight #cybercrime, on the sidelines of the #INTERPOLWorld conference pic.twitter.com/VKX6OiBXhr
— INTERPOL_Cyber (@INTERPOL_Cyber) July 3, 2019
2019年3月26日
やあ皆さん!
すでにご存じだろうが、念のためにお知らせしよう。Kaspersky Labは毎年、冬の終わりから早春の時期に、サイバーセキュリティの大規模な国際会議Security Analyst Summit(SAS)を開催している。さて、今年もすでに春がやってきたので(モスクワでは昨晩また雪が降ったが)、2019年のSASについてお話ししよう。もう開催まで2週間を切った!
このイベントは、3つの点で個性が際立っている。
まずSASには、Kaspersky Labのトップエキスパートだけではなく、世界的に著名なエキスパートもゲストとして参加し、最新の調査や新しい発見、興味深いサイバーニュースについて報告する。
次に、開催場所には、世界の大都市にあるような、ありきたりでつまらないホテルや会議場ではなく、心躍るエキゾチックなリゾート地が選ばれている。まぶしい太陽、砂浜、打ち寄せる波、サングリア、そしてシンガポールスリング…。
そして、間違いのない1点がある。サイバーセキュリティという深刻なテーマを扱いながらも、楽しさに溢れたイベントだということだ。
2018年4月12日
毎年、世界のあちこちで、数々のサイバープロフェッショナルのイベントが開催される。中でも私の一番のお気に入りは、サイバーセキュリティのアナリストを対象とした当社主催のイベント「Security Analyst Summit」(略称「SAS」)だ。年々、内容が充実し規模も拡大している。今年は30か国以上から320名が参加した。ほとんどは欧米からの参加者だが、オーストラリアのエキスパート7名のほか、シンガポール、日本、台湾、マレーシア、サウジアラビアからもお越しいただいた。例年どおり大企業を代表する人々が目立ったが(Microsoft、Google、Apple、Cisco Systems、Sony、Honeywell、Cloudflare、Pfizer、SWIFT、Chevron、Citibankなど)、各国警察のサイバー捜査官ほか、英国、オランダ、カナダ、フランス、中国、韓国、スイス、オーストリア、ルーマニア、カザフスタンの政府機関職員諸氏にも参加いただいた。また、非営利組織および教育機関からの参加もあった(電子フロンティア財団やテキサス大学など)。そして、カンファレンスのパートナーおよびスポンサーとなっていただいたQintel、Avast、Telstra、Microsoft、ThreatBook、Talos、Security Week、Threatpostなどに深く御礼申し上げたい。手短に言うならば、世界各国、多種多様な分野の方々が当社への信頼と敬意を表してくれたということにほかならない。
私同様、SASは世界中を旅するのを好む。つまらない大都市にある大きな国際会議場を避け、温暖な気候の海辺にある魅力的で異国情緒あふれる場所で開催してきた。
これまでSASの会場となったのは、地中海に面したクロアチア、キプロス島、マラガ、メキシコのカンクンは2012年と2015年の2回、それからスペインのテネリフェ島、そしてカリブ海のドミニカ共和国、プエルトリコ、セント・マーチン(シント・マールテン)島だ。そして10周年を迎える今年、我々は再びカンクンに帰ってきた!
始まりは2009年。参加者は60名で、うち55名はKaspersky Labの社員だった! サイバーセキュリティの研究メモや経験をシェアする、そんな素朴な第1回だったが、大規模な業界イベントへと急成長し、300名を超える高レベルな代表者が参加するまでになった(うちKaspersky Labからの参加者は30%程度)。そして10周年を迎える今年は、さらに特別なイベントとなった。参加者も期待を裏切られなかったようだ…。
2017年3月31日
はるか昔、デジタル時代よりも前、世界には巨木のような大企業が立ち並んでいたが、Kaspersky Labは小さな盆栽にすぎなかった。その頃から、我々は情報セキュリティにおいて最も進歩的な少数精鋭のエキスパートのための年次カンファレンスを開催するようになっていた。我々はこのカンファレンスをSecurity Analyst Summit(略して「SAS」、「サス」と読む)と名付けた。そして開始当初から、この手のイベントの中でも世界屈指のものにしたいと考えていた。「屈指」とは、内容の点でもそうだが、
…リラックスした楽しめる雰囲気の点でも「一番」ということだ。
2017年1月11日
年末の12月といえば、オフィスの窓の外にある貯水池は、すっかり凍っていて(釣り人が氷の上に腰掛け、竿でつついて分厚い氷に穴を開けていた)、言うまでもなく、凍てつくような寒さだ。足元やタイヤの下で、凍結防止剤がパチパチとちょっと嫌な音を立てているし、いつもより長そうな渋滞が起きているし、日中、外出しない日もある(昼近くまで暗いし、夕方には暗くなる)。ビジネス的には、12月は総括、進捗評価、棚卸し、今後の予算・計画を確定するための月でもある。
そう、12月は暗いし、退屈だし、うんざりする月になりかねない。だが、Kaspersky Lab社員には、うっとうしい気分をすべて吹き飛ばしてくれるイベントがある。もちろん、それは毎年恒例のクリスマスと新年を祝うパーティ。ささやかな集まり(世界中からKaspersky Lab社員と来賓が2,500人ほど参加)で、皆がはめを外して、やりたい放題を楽しむ祝祭だ。先ごろ、このパーティが開かれた…
2016年8月2日
7月15日金曜日、モスクワは2016年に入って最高の天気だった。1日中晴天で、そよ風が吹き、雨が降ることもなかった。神々は知っていたのだ。この日終日、Kaspersky Labの創立19周年祝賀会が開かれることを。祝賀会には、世界中から2000人以上のKaspersky Labの仲間たちが集合した。
会社の「創立記念日」を祝うときには、ちょっとおかしな気分になる。日がな一日同僚たちのこんな会話を繰り返し耳にするのだから。
「やあ、創立記念日おめでとう!」
「君も、創立記念日おめでとう!」
2016年7月12日
スヌーカーは、ビリヤードスポーツの中でも最も前進的な競技だろう。観戦していても、思わず引き込まれる楽しさがある。強いプレイヤーになるためには、冷静沈着さ、ショットの正確さ、そして戦略的思考が不可欠だ。ルールをご存知ない方はこちらで。
先日お伝えしたように、我々はつい最近、Riga Mastersの会場にいた。優勝者に優勝カップを授与する名誉にあずかったわけだ。こちらがその優勝カップ。
いよいよ決勝戦…
2016年6月24日
皆さんこんにちは。今回はファッションの街ミラノから。天気は快晴、気温は28℃だ!
28℃?だから何だ、夏なんだから当たり前じゃないかって?確かにそうだ。しばらく前のモスクワもそのくらいだった。ところがここ最近、モスクワは7℃前後をうろうろし、雨がなかなか止まなかった(サンクトペテルブルクでは雹が降ったらしい!)。一体どういうことだろう?モスクワはグリーンランドではない。カムチャツカ半島(6月に雪が降っても誰も驚かない)にあるわけでもない。比較的温暖なはずの中央ロシア高地にあるのだ!それでも、パリほどひどいことにならなかっただけでも、ありがたいと思うべきなのだろう…
ホテルの部屋の窓からミラノ中央駅の素晴らしい眺めを望むことができた。実に荘厳な建物だ…
2016年3月31日
2016年の活動が本格化し、冬と春のイベントが次から次へと間断なく開催されている。先ほど年1回の北米パートナーカンファレンスを終えたところだ。
まったくもって例年どおりの内容だった。プレゼン、会議、ディスカッション。製品、テクノロジー、サービス、戦略、プロモーション、問題、機会、アイデア。ランチ、エンターテインメント、人脈作り。これを丸2日。彼の地へ赴き、一同が会し、仕事に取りかかる。
まさに、夜明けから…夜明けまで(笑)。夜明けと言えば、朝日が見事だった。