荘厳なる日本語の不思議

再び訪れた東京での数日間は、会議やインタビュー、気心の知れた仲間たちとの夕食と、慌ただしく過ぎていった。カンファレンスで講演もした。講演では、サイバー犯罪について話をしたのだが、同時通訳ではなかった(!)。そう、かなり間があいた(笑)。くたびれすぎて、ステージの上で気絶するかと思ったほどだ。なんとか持ちこたえたが。

残念ながら観光の時間はなく、シゴトだけだった。ときどき動物園の動物のような気分になる。何時間かおきにエサを与えられ、決まった時間になると聴衆の前に姿を現すのだ。

シゴトの途中、訪れたビジネスセンターの壁にこんな案内を見つけた。

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世界で最も美しい国々 – 新集計法

さて、今回は自然と人間が作り上げた美しさについてだ。なぜかというと、それは…

つい先日、どこか(場所を思い出せない)で「世界で最も美しい国」というフレーズを目にした。その時は特に深く考えなかったのだが、近い将来思い起こすことを予期してか、無意識に記憶していたようだ。かの潜在意識というやつか。

果たしてその数週間後、ひょんなことからそのフレーズが気になり始め、インターネットで調べることになり、予想に違わず多種多様な「世界で最も美しい国トップ10/20」のようなリストが見つかった。で、実のところ…そのほとんどが、中南米や中国中部、カムチャツカ半島千島列島に行ったことのない人が作ったかのような疑わしい代物だった。

確かに、世界で最も素晴らしい国々を決めるのは単純なことではない。美しさは主観的なもので、その判断基準もまた主観的なのだから。では、どんな基準を使うべきか、またはどんな基準を使えるのだろうか?

実は私自身、この種のリストについてはちょっと先取りしている。私が選んだ世界必見の地TOP100だ。今回披露するリストでは、美しさの度合いを、国の領土を加味して計算できるようにした。これなら、「一国にある美しい場所の数」で勝敗を決めるのではなく、「全体として最も美しい国」を選ぶことができるはずだ。

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中国からの嬉しいニュース

Privyet(やあ)、皆さん!

私は今、モスクワでおとなしくしているところだが、だからといって人生に行き詰まったわけではない。むしろ真逆だ!

オフィスの椅子に腰掛けて、窓の外の舞い落ちる雪を眺めているころ、中国の烏鎮市では、年1回のWorld Internet Conferenceが開催されている(昨年は私も参加した)。主催者は今年、(彼らが考える)最優秀サイバープロジェクトに賞を授与することにした。受賞者に名を連ねたのは誰だとお思いだろうか?!

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巨大な産業セキュリティ分野での小さな一歩

イノポリスは、モスクワの東方800キロメートルに位置するタタールスタン共和国カザン市の郊外にあるハイテクタウンだ。このイノポリスが先日、「産業システムのサイバーセキュリティに関するワールドセンター」になった。

今年の初め、私はここイノポリスにいた。イノポリスの開発スピードとその計画への意欲に脱帽しつつ、その一方で、頭の中では将来の展望に考えをめぐらしていた。

まずは称賛を送りたい。地方当局の決意と粘り強さ、パートナーとスポンサーの自信、そして、建築業者やイノポリスを現実のものにする上で一役買ったすべての人達のプロ意識には脱帽させられる。

イノポリスは、ハイテク企業のためのハイテクというコンセプトのもと、何もないところからわずか3年で設立された。イノポリスは経済特区で、住んで良し、ビジネスにも良しと、非常に優れたインフラを完備し、大学もあり、国際空港もそう遠くはない。

1年を通して快適な生活を送ることができるし、物価も非常に魅力的なので、何もかもなげうって今すぐタタールスタンに移住したくなるほどだ。冬はスキー、夏はゴルフ、秋は周辺の森でキノコ狩り、ボルガ川では年中魚釣りが楽しめる。賃貸アパートの家賃は、50m2の部屋(寝室1つ)でたった7,000ルーブル(約110ドル)。寝室が2つある部屋は10,000ルーブル(約160ドル)で、地下駐車場までのエレベーター付きだ。ちなみに駐車場料金はタダ同然で、1か月1,000ルーブル(約16ドル)である。その他にも、ジムとプールがあり、年間たったの15,000ルーブル(約240ドル)で使用できる。

その上、どこもかしこもピカピカで新しく、モダンでスタイリッシュでハイテクだ。地方の田舎じみた、質素な感じとはかけ離れている。

そんな中、ただ1つ水を差すものがある。イノポリスの周りには美観を損ねる空き地や建設現場が見える。諺にあるように「卵を割らずにオムレツは作れない」(何かを成し遂げるには、何かを失わねばならない、の意)である。いつまでも放置されたままでないことは確かだが。近いうちに、もっと洒落た住居を建てたり、公園や芝生のような見た目に美しい何かで景観を整備したりするのだろう。

そう、おわかりいただけるだろうが、ここに住みたい、勉強したい、働きたいという人たちの長蛇の列ができているのも当然だ。

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霧立ちこめるロンドン

やれやれ。英国の首都で過ごした2日間は大変だった。今回はこの2日間について、ほんの少しの文章と大量の写真でお届けするとしよう…

この2日間は夜明けとともに目覚め、遅い時間に寝床に入る日々だった。3つのカンファレンス + そこでの3回の講演 + たくさんの会議 + 何件ものインタビュー + 何度も渋滞に遭遇 + たっぷり歩く(渋滞を避けるため) + 以上!つまり、仕事ではない面白いことや観光は、一切なかった。つまらん。それでも、この2日でいくらか写真を撮ることはできた。

どんよりとしたテムズ川:


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バチカン市国:ローマ教皇の見る風景

ローマ。紛れもなく世界で最も重要な都市の1つ、100%必見の地だ。これまで何度も訪れ、中心地のあちこちを自分の足で回り、刺激を受け、堪能し、試し、ありとあらゆるものを写真に収めた。この「ありとあらゆるもの」の中にはもちろん、サン・ピエトロ広場も含まれていて、サン・ピエトロ大聖堂のドームの頂上から写真を撮る機会も3、4回ほどあった。ただし、この広場をこの角度から見たのは今回が初めてだ。

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当社ポーランドオフィス、めでたく開設15周年!

やあ皆さん、今回はクラクフからお送りする。先日この地で、ささやかながらさまざまな意味で非常に重要なイベントが開催された。メインはKaspersky Labポーランドオフィス開設15周年記念のお祝いだ!

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え、たった15もう15年かって?まったくだ。ワルシャワで10周年記念のパーティーをしたのがつい先日のことのように感じられる。オー、マイ、ゴッド、いやそれを言うならオー、マイ、グダニスク、と言うべきか。光陰矢の如しとはこのことだ…

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中国の鉄道は絶対乗るべし

武漢(ウーハン)は、中国中部にある都市だ。Wikipediaを見てみると、「ウハー!」…。

武漢は(i)とてつもなく広く、(ii)湖北省の省都で行政の中心地だというのに、副省級都市だというのだ。

武漢の面積は8,500平方kmほどで(ロンドンの5倍!)、人口は1,000万人だ(ロンドンとほぼ同じ)。中国の中でも武漢の建設ラッシュは、なかなかすごい。マンモス級の地区が新たに登場する様子は、まるで雨後のタケノコ、むしろ森の木々という感じで(本当に)高層ビルばかりだ。今のところ、このピカピカの高層マンションに住人はいないが、いずれロンドンとロンドン郊外の人口を足した数を軽く超えるだろう。これが、中国の「副省級都市」だ!

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盛りだくさんのソチ

ソチという街、とりわけクラスナヤ・ボリャーナの素晴らしさは多々耳にしていたが、百聞は一見にしかず。そう、私自身はというと、どういうわけかソチをちゃんと見て回ったことがなかった。2年前にF-1観戦のため立ち寄ったことはあるが、レーシングコースとオリンピックパークを訪れただけだ。

今回もスケジュールの慌ただしさは相変わらずだったが、この地の雰囲気、さらにトレッキングまで楽しめた。実に、よかった!ここソチの素晴らしさは、私にとってうれしい驚き悲鳴だった。黒海に面したロシアの海辺の街だとは、とても信じられない。どうしたら、こんなに発展できる変われるのか!

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