2016年3月19日
TOP100シリーズ:オーストラリア、ニュージーランド、オセアニア編
不思議に思うかもしれないが、あんなに遠いにもかかわらず、オーストラリアとニュージーランドはこれまで私が訪問した世界の国々の中で最も足を運んだ地域だ。TOP100に挙げたスポットも多く訪れており、まだの場所は近々探索に出かける手はずになっている。「なんでそんなに急ぐのか」。TOP100シリーズのリストには未踏の地が多数あるが、それらの場所に「すぐにでも行かなければならない」と常日頃から言及する私に、疑問を持っている人もいるかもしれない。答えは簡単だ。それは、その場所が最高に素晴らしいからだ。これまで訪れた場所も、すべて感動的だった。カンガルー、コアラ、ワニも加われば、地球上で最も面白い大陸のできあがりだ! いや、大陸は一部であり、オーストラレーシアがあるので、やはり「地域」として取り上げることにしよう。そういえば、オセアニア以外では、まだハワイしか行っていなかったな。などと不満を述べながら、早速「Down Under」(地球の反対側)へ旅立とう!
- キンバリー
あまり知られていないこのオーストラリアの地域について、オージーから何年間も聞かされてきた。そして2015年、ようやく訪れることができた。なんであんなに興奮して勧めてくれていたのか、ようやく理解できた。
- ウルル/エアーズロック
文字どおりオーストラリアの「へそ」に位置する、有名な赤い巨岩の塊だ。実際は1つだけではなく、3つあり、カタジュタ、(その25㎞先にある)ウルル、(さらに90㎞先にある)コナーの順に並んでいる。いずれも他と非常に異なり、それぞれ奇妙で、どの巨岩から他2つを見ても最高に美しい。私は3つ全部に登った! 1つめ、2つめ、そして3つめの写真はこちらから(写真のみ、解説はロシア語)。
- グレートバリアリーフ
クイーンズランドのハミルトン島(写真のみ)を訪れ、近くまでは行ったのだが、グレートバリアリーフそのものにはまだ行ったことがない。写真を見る限り、壮大で桁違いの美しさだ。「すぐにでも行かなければならない」(笑)。
- グレートオーシャンロード
おそらく世界で最も素晴らしい海岸線だ。驚きの絶壁、艶やかな砂岩の地形、見事な橋とアーチ、打ち寄せる波、砂浜、太陽、そしてどこまでも続く大海原。そして特筆すべきは、12使徒(Twelve Apostles)だ。詳細は、こちら。
- タスマニア
ここもオージーから繰り返し推薦された場所だ。多様な自然の写真を見るだけで、これ以上の説得は不要だ。地球の端にある最高に魅力的な場所だ…
- ニュージーランド
ありえないほどに美しい2つの島。それは自然の特異性だけでなく、田園風景すべてが目に麗しい。計画的に整えられ、色彩が鮮やかという点では西ヨーロッパに通じるところがあるが、それを上回る美しさがある。まるでPhotoshopにかけたようにも思えるほど、自然の至るところが色に溢れ、コントラストもはっきりしている。羊ですら放牧前にトリミングとブローを済ませているかのようだ(笑)。
ニュージーランドはかなり大きな2つの島でなっており、本来ならTOP100のようなリストでは個別に取り上げるべきだ。だが、両島の美しさを「これぞニュージーランド」と讃えるのが慣習であることから、双方を1つにまとめて紹介することにする。詳細はたくさんあるので、こちらを参照してほしい。
地球の反対側にある遠く離れた2つの島で(多くの人にとって)最も魅力的な場所の1つは、もちろん、ホビトンだろう。少なくとも『指輪物語』のファンであれば、たまらない場所だ。
ホビトン
そう、そこは間違いなく訪れたい場所だ。
ノースアイランドの地熱と火山活動:テプイア、ワイマング、ワイオタプ、トンガリロ。
ワイマング火山活動。
ワイオタプの地熱。
トンガリロ。
モエラキボールダーズ。
これらの大きな石の玉がどのようにここに辿り着いたのか、どこから来たのか、知る人はいない。同じような謎の物体は、コスタリカやフランツヨーセフ諸島(うー、寒い)にもある。謎は今も残る。
マウントクック、アオラキ国立公園
山、絶壁、氷河、湖 – いずれも息をのむほどに美しい。
ミルフォードサウンド
目も眩むようなフィヨルド、崖、そして滝。
- タヒチ、フランス領ポリネシア
はっきりした理由はないが、絶対に行きたい。太平洋のど真ん中にある、まさに何にもないところだからだ。もっとも、写真を見ると行きたくなる理由は他にもたくさんありそうだ(笑)。
おまけ
ブルーマウンテン国立公園(オーストラリア)
美しくも広大な大地。それほど遠くない場所に、見事な洞窟もある。
フレーザー島(オーストラリア)
多くのオージーが、この島の海岸線や島を囲む海、砂浜などがいかに素晴らしいかを語ってくれた…。
以上で、オーストラリアとその周辺地域の紹介を終わる。だが、まだTOP100リストの90番目までしか紹介できていない。なぜか。
その理由は、次回のブログで明かそう。そう、シリーズ最後の(本当に最後の!)ブログだ。二次会まで、しばしお待ちを…。