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中国からの嬉しいニュース

Privyet(やあ)、皆さん!

私は今、モスクワでおとなしくしているところだが、だからといって人生に行き詰まったわけではない。むしろ真逆だ!

オフィスの椅子に腰掛けて、窓の外の舞い落ちる雪を眺めているころ、中国の烏鎮市では、年1回のWorld Internet Conferenceが開催されている(昨年は私も参加した)。主催者は今年、(彼らが考える)最優秀サイバープロジェクトに賞を授与することにした。受賞者に名を連ねたのは誰だとお思いだろうか?!

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中国の鉄道は絶対乗るべし

武漢(ウーハン)は、中国中部にある都市だ。Wikipediaを見てみると、「ウハー!」…。

武漢は(i)とてつもなく広く、(ii)湖北省の省都で行政の中心地だというのに、副省級都市だというのだ。

武漢の面積は8,500平方kmほどで(ロンドンの5倍!)、人口は1,000万人だ(ロンドンとほぼ同じ)。中国の中でも武漢の建設ラッシュは、なかなかすごい。マンモス級の地区が新たに登場する様子は、まるで雨後のタケノコ、むしろ森の木々という感じで(本当に)高層ビルばかりだ。今のところ、このピカピカの高層マンションに住人はいないが、いずれロンドンとロンドン郊外の人口を足した数を軽く超えるだろう。これが、中国の「副省級都市」だ!

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中国の大規模カンファレンス

先日、非常に興味深いカンファレンスに参加してきた。中国で開催されたワールドインターネットカンファレンス2015だ。イベントの詳細については各自(興味があれば)ニュースで読んでもらうとして、私自身の出張報告をしよう。

イベントの開催地は古い街並みが残る烏鎮という町で、イベント開催時は各国の大統領、総理大臣、中国の習近平国家主席本人をはじめとした高位の来賓を迎えるために完全に通行が遮断され非常線が張られていた。私は上海から烏鎮への移動中に居眠りをしてしまったため、どれだけ非常線を越えたのか正確にはわからない。烏鎮に着くと、道路には人っ子ひとりおらず、空の雲もひとつ残らず消えていた(それとも雲が自分の意思で退散したのだろうか。よくわからない)。晴天だが、霜が降りそうなほど寒い日で、地元の人々はコートやマフラーにくるまっていた。

カンファレンスの初日は殺人的なスケジュールだった。

午前8時に活動を始め、終わったのは夜11時30分。いわく「もう少しで死ぬところだった」(どこかで聞いた台詞を借用)。とはいえ、非常に興味深い人たちと会えたし(笑)、業務上の重要な発表も行った。

2日目には、どうにか時間を見つけてこの素晴らしい町を観光して回ることができた。とても面白かった。ネットでは烏鎮は「中国のベニス」と呼ばれていて、確かに運河、橋、舟などがあり、基本的にはベニスに似ている。ただしどこをとっても中国風の趣で、規模は遥かに小さい。せいぜい2時間か3時間あれば旧市街を歩いて一回りできる。そして、それくらいの時間があればたくさん写真を撮れる。

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TOP100シリーズ:中国編

ロシアと同じく)中国だけでTOP100の記事を1本書けるのはなぜか。答えは簡単だ。この国の美しくも独特な自然は、とにかくスケールが大きいからだ。不思議なことに、こうした場所は中国以外ではあまり知られていない。

なぜそうなのか、私もよくわからない。確実に言えるのは、中国が外国人観光客の誘致を一切していないことだ。そもそも、その必要がないのだろう。何億人もの国民に堪能してもらうだけで、事足りるからだ。そんなわけで、どんなに「素晴らしい」場所でもWikipediaの記事すら存在しないところがある。存在が知られるようになるのは、(かなり)変わり者の観光客が辺境の地を巡る旅でたまたま出くわした秘境について語るときだけだ。そして、そのかなり変わり者の観光客というのはを隠そう、この私だ!(とはいえ、まだ中国を隈なく見たわけではないが)

では、早速中国の秘境をご紹介!といきたいところだが、その前に誰でも知っている超有名な観光地から始めるとしよう…。

  1. 万里の長城

聞くところによると、数世代前までは何日もぶっ通しで壁沿いを歩けたそうだ!悲しいかな、最近はそんなチャンスはゼロだ。今では遺産の保存が最優先ということで、観光客にはほんの一部しか公開されていない。それでも、訪れる価値は十分にある。自分の「行ったことのある場所リスト」にチェックマークを入れるためだけではもったいない。世界中どこを探してもこんな壁は存在しない。何から何まで独特だ。

Source出典

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パンダ園にて

やあ、皆さん!今回は中国からお届けする。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるが、私に言わせれば「四川に入ってはパンダに従え」だ!

これまで、この国の至宝とも言うべき、世界中で愛されている動物についてあまりにも語ってこなかった!それでは良くないので、今回は始めから終わりまで中国のパンダについて惜しみなく書くことにする…

まずは、成都パンダ研究基地にいた一頭を紹介しよう。

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Giant #panda is endangered species with ~3K of them living in the wild. Despite this animal is classified as a 'bear' its' diet consists almost exclusively of bamboo. Panda consumes up to 15kg of bamboo. Why so much? Because it digests if 17% of that amount. Because panda is still a bear // В мире в дикой природе осталось около 3 тыс. #панда Хотя эта животинка считается медведем, кушает она почти только бамбук. В день до 15 кг. Зачем так много? А потому что панда способна усваивать только 17% этой пищи. Медведь есть медведь! #ekinchina #China #Китай #Чэнгду #Chengdu

A photo posted by Eugene Kaspersky (@e_kaspersky) on

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オーストリアナンバーの車が雲南省に

最近行った出張で、宿泊先のホテルの駐車場でオーストリアのナンバープレートを付けたワゴン車を見かけた。だから何だ?実はそのホテルの場所が、中華人民共和国の雲南省麗江市なのだ!ここだ!

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ドイツのメルセデスのジープ2台をオーストラリアで見かけたときほどの衝撃はないとしても、やはり予想外の光景だろう。

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韓国の新オフィス、海南のデジャヴ、シーフード

やあ、皆さん!

また世界各地を飛び回る期間が終わった。ようやくだ。2か月近く旅を続け、ドミニカ共和国 – ブラジル – チリ(パタゴニア) – サウジアラビア – イタリア – ドイツ – 韓国 – 中国、と計8か国を訪問した。

旅の後半は本当に大変だった。いつもは一定のペースでジョギングするような旅を目指しているのだが、それとは正反対に、立ち止まらず全速力で駆け抜けた感じだ。会議、講演、そして移動に次ぐ移動に次ぐ移動…ほとんど休む間もなく、長い1日の終わりに散歩に行くこともあまりなかった。こんな日が丸2週間続いたのだ!私は燃え尽きようとしていた。いつもの元気や活力、生への渇望が消え失せ、何もかもがつまらなく感じるか、イライラするか、その両方だった。時差ぼけのようなものだが、それが一時的な症状から慢性的な状態へと進行していた。少し休憩が必要必須であるというサインだ。幸い、中国本土から30kmほど南に浮かぶ島、海南で約1週間過ごすことができた。やれやれ。本当に休息が必要だったのだ。そして、なんと楽しかったことか。

Hainan, Sanya

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