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サンクトペテルブルクで鉄道祭り

ひとくちにミュージアムといっても、いろいろなところがある。

本物の(本来の意味で)美術館や博物館もあれば、展覧会、エキシビション、インスタレーションもあるし…他にその種のイベントを表す言葉としてどんなものがあるだろうか?グラフィティがある!ちなみに、センスよく描かれた質の高いグラフィティは、エキシビションなのだろうか、インスタレーションなのだろうか、それとも破壊行為か?最後の言葉を消したのは、優れたグラフィティ(私見によれば)は本物のアートだからだ。おっと。本題に入る前から本題を外れてしまった。いつもこうだ…

さて、ミュージアムの話だ…

サンクトペテルブルクはミュージアムであふれている。世界随一のミュージアム集積地といっていいくらいだ。

とはいえ、サンクトペテルブルクにあるミュージアムを、たとえばルーブル美術館や大英博物館と比べれば、いくらか見劣りするかもしれないのは承知している。それでも、サンクトペテルブルクが経験してきた過去の困難を考えれば、この街のミュージアムはちょっとした奇跡だ。ミュージアムは、帝政時代以降まともに保護されなかった。70年以上に及んだ共産主義体制下ではもちろん、第2次世界大戦も芸術保護活動にとっては大きな障害となった。ソ連崩壊後の現在も相変わらず、この街のミュージアムは、西側諸国のように国や慈善団体から惜しみない支援を受けることもなく、放置されているような状況だ。あるいは私の考え違いかもしれないが、私にはそう見えるのだ。私が間違っていたらぜひ訂正してほしい。

また話が逸れてしまった…わかっている。本題に戻ろう…

サンクトペテルブルクといえばお決まりの行き先がある。子どもたちが課外授業で出かけるような、典型的で、無難で、伝統的で、ベタなミュージアムだ。だから私たちは当然の成り行きとして、ちょっと見方を変えて、伝統に対抗し、常識に逆らって、型破りにいくことにした!私たちは…鉄道博物館に行ったのだ!

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『世界TOP100』2015年版:まえがき

皆さんこんにちは!

お気づきの方も多いと思うが、私は始終地球のあちこちを移動している。移動の目的は仕事(会議、カンファレンス、講演など)であることが多いが、たいてい多少は自由時間も作って、移動先の近くにある面白そうな場所を見に行くことにしている。時には「見て、写真を撮って、整理して、さあ次!」で終わることもあれば、冗談抜きに素晴らしい自然現象や歴史的事象を冗談抜きで真面目に考察するときもある。

こういった世界各地の驚異を見るにつけ、「誰もがこれを見るべきだ」と思うことが多い。そして「この世界で他に見るべきところはどこだろう?」と考えるようになる。地球上で最も興味深く、美しい場所はどこだろうか?かつて(ずいぶん前だが)私は、『世界の美しい場所トップ100』だったか、何かそんなようなタイトルのものをもらったことがある。同じ頃に『死ぬまでに見たい場所トップ20』というテレビ番組(これも正確なタイトルは思い出せないが)も見た。

どちらについても、最初に頭に浮かんだ感想は「こんなんじゃだめだ」というものだった。作者や番組制作者はおそらくそれほど世界各地を見てきたわけではなく、ましてや素晴らしい場所のリストを作れるほどの経験はないのだろう、と思った。その時だ、かく言う私自身のリスト、「すべての人が(時間とお金が許せば)いつかは必ず訪れるべき、地球上で最も素晴らしく興味深い場所」(だったかな)を作ろうと決めたのは。

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ホテルから大聖堂へ

スコットランドには前々から行きたいと思っていたが、先日ようやく訪れることができた。といっても、セント・アンドルーズに2日滞在しただけだ。非常に充実した2日間ではあったものの、スコットランドを「体験」できたとは言いがたい。あまりに短い滞在だった。ちゃんとしたスコットランド旅行をしようと思えば、何日もかけて同地を巡り、湖のほとりを車で流して、山々を歩く必要がある。そう、スコットランドには山が多いのだ。飛行機が離陸したとき、はるか北方にある山の頂が雪で覆われているのを、はっきりと見ることができた。残念だが、今回の滞在では登れそうにない。

スコットランドの景色は、デスクトップの壁紙に設定してくれと言わんばかりの絶景だ。さあ、ご覧あれ!

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オーストラリアの冬、スコットランドの夏

オーストラリアの寒い冬と、スコッチウイスキースコットランドの暑い夏の違いは何だろうか?

いくつもあるだろうが、主な違いを挙げよう。まず、美しいスコットランドでは(少なくとも我々が先日訪れた東部では)、窓から外を覗いてもヤシの木は見当たらない。それに、太陽が反対方向から昇ってくる。しかも、とても動きがのろいのだ。午後10時ごろにようやく暗くなり、午前4~5時ごろに明るくなる。まあ、何と言っても北緯56度なのだから!

ともかく、英国スコットランドの陽光あふれる街、セント・アンドルーズを訪れた!
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6月のウィンターカンファレンス

私が先日訪れたオーストラリアがある南半球では、6月1日は冬の始まりだ。あたり一面吹雪になる、湖に氷が張る、気温がマイナス40度になる、などといったことはなさそうだが、それでも夜になるとわりあい冷え込む。オーストラリア北西部では、この時期の夜の平均最低気温が摂氏15度になるが、それはあくまで平均で、場所によっては霜が降りることもある。なんといってもオーストラリアだ!!それでも日中は、キンバリーにあるブルームの町ではまだほとんど冬らしい感じはしない。

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サン・マルコ広場の仮面舞踏会

悪ふざけやお祭り騒ぎ、童心に返って遊ぶのは大好きだ。特に、私と同じようなお祭り好きが、特別な場所に大勢集まって、和気あいあいと過ごす時間はたまらない。

つい先日、お祭り好きの集団と特別な場所という両方の要素が、完全な形で揃うことがあった。ベネチアで初めて開催したパートナーカンファレンスが終わった夜のことだ。

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2015 F1モナコ

F1グランプリをモナコで観戦するというのは、もちろん結構なことだが、まずは同国まで足を運ばなくてはならない。

が、F1開催期間中はそう簡単に行けないことを思い知らされた。メインレースの前に入国するなら(我々もそうした)まったく問題ないが、レース当日にこの都市国家に入ろうとすると、厄介なことになる。街の中心部と周辺の多くの道路が通行止めになるらしく、車での移動はほぼ不可能だ。できたとしても、うんざりするほど時間がかかってしまう。次回のF1ウィークに、このフランスの南にある国に行こうという人は、このことを覚えておいてほしい。

我々はというと、レーストラックの横に停泊しているヨットを借りた。ホテルから15分も歩けば着くはずなのだが、相当な時間がかかってしまった。どこもかしこもひどく混み合っていて、徒歩でもまったく進めないのだ。このモンテカルロ閉じ込め症候群から逃れるすべは、2つしかないらしい。ヨットで一晩を過ごすか(うむ、悪くない)、小型のモーターボートでヨットまで行くか。だが現実には、1つめの選択肢(ヨットに泊まる)しかうまく行かないことがわかった。小型のモーターボートでさえ渋滞に巻き込まれるからだ。そう、ボートの渋滞に!

なので、来年はヨットを拠点にしようと思う。寝るのもレースを見るのもヨットの上だ(笑)

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ガボン~イスラエル~フランス~モナコグランプリ強行軍

しばらく更新が滞ってしまった。ひどく慌ただしくなり、キーボードに触れる時間が一刻たりともなかったのだ。では簡単に近況報告を…

月曜日から土曜日にかけて、大陸を3つ移動し、ガボン、イスラエル、フランス、モナコの4か国を訪れた。計6回、飛行機に乗る必要があった。平均して1日1回だ。タイトなスケジュールには慣れているが、その私から見てもとても尋常とはいえない。文字どおりノンストップで移動するのは、とにかく体と心(ボディ・アンド・ソウル)にこたえる。週末が終わってやっと本調子に戻った次第だ。

とはいえ、文章を書く時間はなくても、例によって写真を撮る時間はあった。そこで、先日私自身が参戦した国際レースの模様を、4つの「コース」ごとに簡単な写真付きレポートでお届けする…

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ビーチ嫌いも楽しめるドバイのウォーターパーク

ビーチリゾートで(ぼんやりと)過ごす休暇というのは、どうにも好きになれない。

砂浜、日光浴用のベッド、パラソル、「爽やかな」トロピカルドリンク、そして日焼け止め…。こういう拷問に耐えられるのは、せいぜい2~3時間だろう。その後は浜辺の散策を始める。一度に数キロ歩くこともあり、だいたいはカメラを持って行く。ずっとダラダラするよりはいいだろう。ビーチを歩き、日焼けして、気が向けばひと泳ぎし、道中で気になったものがあると写真を撮る…。ドミニカを訪れたときは、D.Z.と2人でこんな風に4時間ほど歩いたものだ。最後には、恐ろしい日焼け止めの広告モデルみたいになってしまった。

要するに、海、砂浜、ビーチベッド、日光浴というのが苦手なのだ。だが、例外もある。

例外その1: 非常に慌ただしい出張のときは飛行機でタイムゾーンをいくつか越えるので、ホテルに着くと疲れたというか、精根尽き果てた状態だ。翌日に仕事の予定がなく、近くにきれいなビーチがあれば、丸一日ビーチで寝て過ごすこともある。これが本当に効果てきめんで、昼頃に日陰で横になり、夕方に目を覚ませば、疲れがとれて充電完了というわけだ。

例外その2: 当社はよく、ビーチ沿いのホテルでビジネスイベントを開催する(つまり、私にとってビーチとは、遊びではなく仕事の場だ)。何にせよ、Kaspersky Labの設立から18年間で、本当にいろいろな場所に行った。リオデジャネイロのコパカバーナや、オーストラリアのクイーンズランド州のゴールドコースト、などなど。とても都合がいい場所だ。昼の間は仕事をして、夜はリゾートスタイルで楽しい時間を過ごす。仕事が終わったあと、もう何泊かしたくなる気持ちもわかってもらえると思う(笑)

前置きがだいぶ長くなってしまったようだが、今回の本題は、ドバイのリゾートホテル「アトランティス・ザ・パーム」にあるウォーターパークだ。
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アンチウイルスにまつわる亡霊を追い払う

世紀が変わる頃に当社がリリースしたアンチウイルス製品は、一番の失敗作だった。まったくもって失敗だった。マルウェア対策という面では非常に強力で、設定機能もオプションも豊富に備えたバージョンだったが、それまでのバージョンに比べるとサイズは大きいし、遅くて扱いにくいという欠点があった。

「誰の責任だったのか」「他にどうすればよかったのか」というわかりきった質問を繰り出して仮定の話をこね回すことも可能だが、そうするつもりはない(そのとき人事上の重大な決断をいくつか下した、とだけ言い添えておこう)。「たられば」の話をしたところで、「そのときの失敗がなければ、我々の会社は今頃どうなっていたか」など誰にもわからないだろう。重要なのは、我々がどうやって過ちを認め、基本に立ち返り、そして次のバージョンではすべての点で競合他社を凌ぐに至ったのかを明らかにすることだ。実際、そのエンジンがあってこそ、当社は世界全体でのアンチウイルス製品の小売販売実績で優位に立つことができたのであり、その分野で当社のシェアは伸び続けている。

当社の失敗後の製品は、パフォーマンス(効率性ともいう。スキャン中にどれだけのシステムリソースが使われるかということだ)を含めて多くの点ですべての競合他社の製品を凌いでいた。これは確かだ。しかし、遅いというイメージは何年も当社につきまとった…。いや、率直に言って、今でも拭いきれていない。人の記憶は長持ちするし、新しい事実に耳を傾けようとはしないものだ。当時、競合他社はインターネット上で悪評を立てることに多くの労力を注ぎ、今でもそれをやめられないでいる。まあおそらく、その他に当社の評判を汚す口実がないからだろう(笑)。

春の大掃除の時期はとっくに過ぎてしまったが、ここで過去数年の間にたまった当社製品の効率性に対する風評を一掃しようではないか!

ここに、最近のアンチウイルス製品パフォーマンステストの結果を紹介する。定評のあるテスト機関数社の結果からの厳然たる事実のみだ。このデータを材料にいろいろと考えることができる。他のベンダーの結果を見て、比較し、自分なりの結論を出してほしい。
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