オーストラリアの冬、スコットランドの夏

オーストラリアの寒い冬と、スコッチウイスキースコットランドの暑い夏の違いは何だろうか?

いくつもあるだろうが、主な違いを挙げよう。まず、美しいスコットランドでは(少なくとも我々が先日訪れた東部では)、窓から外を覗いてもヤシの木は見当たらない。それに、太陽が反対方向から昇ってくる。しかも、とても動きがのろいのだ。午後10時ごろにようやく暗くなり、午前4~5時ごろに明るくなる。まあ、何と言っても北緯56度なのだから!

ともかく、英国スコットランドの陽光あふれる街、セント・アンドルーズを訪れた!
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6月のウィンターカンファレンス

私が先日訪れたオーストラリアがある南半球では、6月1日は冬の始まりだ。あたり一面吹雪になる、湖に氷が張る、気温がマイナス40度になる、などといったことはなさそうだが、それでも夜になるとわりあい冷え込む。オーストラリア北西部では、この時期の夜の平均最低気温が摂氏15度になるが、それはあくまで平均で、場所によっては霜が降りることもある。なんといってもオーストラリアだ!!それでも日中は、キンバリーにあるブルームの町ではまだほとんど冬らしい感じはしない。

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サン・マルコ広場の仮面舞踏会

悪ふざけやお祭り騒ぎ、童心に返って遊ぶのは大好きだ。特に、私と同じようなお祭り好きが、特別な場所に大勢集まって、和気あいあいと過ごす時間はたまらない。

つい先日、お祭り好きの集団と特別な場所という両方の要素が、完全な形で揃うことがあった。ベネチアで初めて開催したパートナーカンファレンスが終わった夜のことだ。

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2015 F1モナコ

F1グランプリをモナコで観戦するというのは、もちろん結構なことだが、まずは同国まで足を運ばなくてはならない。

が、F1開催期間中はそう簡単に行けないことを思い知らされた。メインレースの前に入国するなら(我々もそうした)まったく問題ないが、レース当日にこの都市国家に入ろうとすると、厄介なことになる。街の中心部と周辺の多くの道路が通行止めになるらしく、車での移動はほぼ不可能だ。できたとしても、うんざりするほど時間がかかってしまう。次回のF1ウィークに、このフランスの南にある国に行こうという人は、このことを覚えておいてほしい。

我々はというと、レーストラックの横に停泊しているヨットを借りた。ホテルから15分も歩けば着くはずなのだが、相当な時間がかかってしまった。どこもかしこもひどく混み合っていて、徒歩でもまったく進めないのだ。このモンテカルロ閉じ込め症候群から逃れるすべは、2つしかないらしい。ヨットで一晩を過ごすか(うむ、悪くない)、小型のモーターボートでヨットまで行くか。だが現実には、1つめの選択肢(ヨットに泊まる)しかうまく行かないことがわかった。小型のモーターボートでさえ渋滞に巻き込まれるからだ。そう、ボートの渋滞に!

なので、来年はヨットを拠点にしようと思う。寝るのもレースを見るのもヨットの上だ(笑)

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ガボン~イスラエル~フランス~モナコグランプリ強行軍

しばらく更新が滞ってしまった。ひどく慌ただしくなり、キーボードに触れる時間が一刻たりともなかったのだ。では簡単に近況報告を…

月曜日から土曜日にかけて、大陸を3つ移動し、ガボン、イスラエル、フランス、モナコの4か国を訪れた。計6回、飛行機に乗る必要があった。平均して1日1回だ。タイトなスケジュールには慣れているが、その私から見てもとても尋常とはいえない。文字どおりノンストップで移動するのは、とにかく体と心(ボディ・アンド・ソウル)にこたえる。週末が終わってやっと本調子に戻った次第だ。

とはいえ、文章を書く時間はなくても、例によって写真を撮る時間はあった。そこで、先日私自身が参戦した国際レースの模様を、4つの「コース」ごとに簡単な写真付きレポートでお届けする…

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青ヶ島旅行記その2:八丈島

その1を軽く振り返ろう。

7時のフライトで東京(羽田)から八丈島に飛び、短い乗り継ぎ時間の後、ヘリコプターで青ヶ島に移動して、1日そこで動きまわって過ごした。島の隅から隅まで登り歩き、景色を見て、写真を撮った。実に美しい!

翌朝は、ぼんやりとしたデジャヴュの感覚を覚えた。再び7時30分というあり得ない時間に目覚めたが、今回は「ボーイスカウト」のキャンプのように、ホテル中のスピーカーから響く朗らかなアナウンスの声と一緒だ。「ピンポンパンポーン、オハヨウゴザイマス」(日本語で「good morning」)。さらに何やら日本語でしゃべっていたが、私に聞き取れたのは「アリガトウ」と「クダサイ」だけだった。私たちは藁のマットレスから起き上がり、朝食を取り、前日と同じヘリポートに向かった。

お忘れの方がいるかもしれないのでもう一度言うが、ヘリコプターは1日1便だけ、しかも天候が良いときだけ運行する。天候が悪ければヘリコプターは飛ばない。八丈島から青ヶ島への便は9時15分発で、(私たちが確認したところでは)9時40頃に青ヶ島に到着する。着陸後、ヘリポートにつきもののあれやこれやの仕事があって、つまり「本土」との間の貨物の荷降ろしや積み込みをしたり、新しい乗客(青ヶ島の住人や個人旅行客)を乗せたりして、再び八丈島に向けて飛び立つ。

そういうわけで、帰りの便では午前11時30分頃に八丈島に降ろされた。東京(羽田)へのフライトは午後5時20分発だから、およそ6時間、自由に使えることになる。その時間をどのように過ごすべきか?それならやっぱり、レンタカーを借りて「温泉」だ!実際、そう考えたメンバーもいた。残念!私は地図を見ていて島の火山の頂上へ至る道を見つけ、まったくの思いつきだったが、我々一同その八丈富士という山(日本にある聖なる山はみな「富士」と呼ばれるようだ)に登ることにしたのだ。

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青ヶ島旅行記その1

ある日インターネットを見ていたら、日本のとある不思議な島についての記事に出くわした。簡単にはたどり着けず、美しく、同時にとても興味深い場所、青ヶ島だ。東京から数百kmほど南下し、フィリピン海と太平洋の境界線上にあるという。私は思った。「これは見に行く価値があるな」。そしてこのたび、青ヶ島で週末を過ごしてきた。なかなか面白い島なので、皆さんにもお勧めしたい!

さて、青ヶ島とはどのような島なのか。

噴火で島の内側が凹んだことで造られた古いカルデラ火山で、カルデラ内には数百年前、とてもきれいな円錐状の新火山が隆起した。

航空写真で見ると、このような感じだ。

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たまには一休みしよう、ニッポン

永遠に感じられる旅に疲れを覚えた長距離旅行者は、たっぷり水をたたえた場所へ骨休めに行くことが多い。緊張を解きほぐし、少しリラックスすることで、ゾンビ状態からやや普通の状態へと復帰するためだ。いつもならシャワーを浴びたり、お風呂に浸かったりして済ませるところだが、ときには冷たいプール付きのバーニャ(ロシア式のサウナ)へ出向くのもいい。

だが、最大級のリラックス効果を味わえるのは、お風呂と最高の料理がミックスされた日本の旅館だけだ。あっという間に気力・体力ともにフル充電できる。先ごろ、日本の富士山からほど近い伊豆半島にある「伊豆高原 花吹雪旅館」で、まさにそんな体験をした。本当にゆったりくつろぐことができたのだ。

旅館を知らない人たちのために説明しておこう。昔ながらの日本のホテルで、一般的に部屋はそれほど広くなく、床が畳になっており、最高の日本料理を味わいながら、温泉にも入れる場所だ。

ただし、日本人以外の読者に、注意してほしいことがある。まず日本の文化を勉強することだ。文化を知らないゆえの不作法は、良くて相手を困らせ、最悪の場合は国際問題に発展しかねない(笑)。ベストなのは、日本人の友達や同僚と一緒に宿泊することだ。そうすれば、意図せぬ混乱や非礼を招くこともない。日本人と一緒に泊まれば、彼らの庇護のもと、日本人の気分になって安心して楽しめる。数日かけて体力を回復し、心に元気を与え、精神の活力を取り戻すことができるだろう。

体と心を元気にするのは、料理と温泉だけではない。この時期はまだ桜が咲いており、趣のある古風な小屋、ぬくもりを感じる小道、そしてあり余るほど咲き乱れる花々。最高だ。

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初めて訪れた者から見たシンガポール

皆さん、こんにちは!

D.Z.は極めて優秀で、尊敬を集めているKaspersky Labメンバーの1人だ。20世紀から当社に在籍している(2000年代半ばに短めのクリエイティブ休暇を取りつつ)。私と一緒に地球上のありとあらゆる場所へ、数えきれないほど旅をしたが、驚いたことにシンガポールを訪れたことはなかった。彼は渡航するときはいつも、頼りになる大きな黒い(一級品の)デジタル一眼レフカメラと、10種類以上のレンズを携行する。このブログ(やその他)に掲載されているプロレベルの作品のほとんどは、こうした道具によって生み出されているのだ。また、彼は素晴らしいストーリーテラーでもあり、私が伝えたい話を、その内容が何であれ、すべてうまくまとめてくれる。これほどまでに才能あふれ、Kaspersky Labで確かな地位を確立したメンバーであるにもかかわらず、D.Z.はこれまで出会った中で最も謙虚な男と言える。

D.Z. et moi謙虚な男…と私(1999年)

先ほども書いたように、D.Z.にとって今回が初めてのシンガポール訪問だったとは驚きだ。彼はシンガポールを大いに気に入り、いつもよりたくさん写真を撮って、長文の記事まで寄せてくれた。「初めては特別」とは、よく言ったものだ。また、何度も訪れているせいか、はたまたノンストップで世界中を飛び回って疲れているせいか、私には感じられなくなった異国の地の何かを、フレッシュな瞳を通して見つけ出せるようだ。そこで、今回のブログはD.Z.に筆を譲り、この驚くべき都市との「初めて」の出会いについて語ってもらうことにした。これまでと違う、新鮮な視点でお送りする。

一言だけコメントを付け加えておく。シンガポールの偉大なる人物について知りたいなら、リー・クアンユー(Lee Kuan Yew)著『リー・クアンユー回顧録』を読むといい。

では早速、D.Z.の記事をお届けしよう。

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インターネット・インターポール2015

私が「インターネット・インターポール」という言葉を初めて使ったのは、2000年代初頭だった。これをテーマに記事を書き始めたのが2003年だ。それから12年後の今年、長きにわたって論じ、提唱し、主張し、推進してきたことが、ようやく実現した。

インターネットの暗黒面との戦いを専門とする部署が、インターポールに誕生したのだ!

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