ルクラ – 世界で最もヤバい空港!

エベレストのベースキャンプへは、ルクラという小さな町から出発して、距離にして50キロ以上、所要時間は約1週間かかる。ただ、そのルクラまでたどり着くのも容易ではない。徒歩、乗馬、またはバイクでも行くことはできるだろうが、そこからベースキャンプまでたどり着くのもさらに時間がかかる。従って、ほとんどの旅行者は主に、ルクラ行きの飛行機かヘリコプターを利用する。この町は、ヒマラヤ山脈の麓にあり、標高は3,000メートル近く。下の空撮写真でもご覧いただけるように、天候は当初からあまりよくなかった。

ルクラから私たちは、山を貫くこの谷を登っていくことになる:

そしてこれが、かの有名な「世界で最も危険な」空港、ルクラのテンジン・ヒラリー空港(旧ルクラ空港)だ。

そこで着陸した(そして離陸した)私が言えることは……

滑走路が短すぎる:

そして傾斜している!

さらに、滑走路の端は険しい山の斜面、その反対側は断崖絶壁である!パイロットたちよ、ミスは絶対に許されない!何が許されるかというと…… いや何が必須かというと…… 鋼鉄の最強メンタルだ! ……

この空港を利用する飛行機は、短距離離着陸が可能な特殊な飛行機(STOL、エストール)ばかりだ。そして、パイロットは驚くほど定刻通りに離発着している。

「世界一危険」(と言われていて)かつ「身の毛もよだつ」(私も体験済み!)空港、それがここネパールの僻地、ルクラにある。

滑走路の急勾配を見て、2018年に訪れたカリブ海の(プライベート!)島、ムスティーク(英語)の滑走路を思い出した。あれも周囲の環境に「マッチ」しているだけで勾配がある。矢印から判断して、ルクラの空港と同じように、ここも一方通行だ:

// 私がこれまでに見たことのある風変わりな空港(58ページと132ページの北極と南極を除いて)は、カリブ海のシント・マールテン島(英語記事)の滑走路とアリゾナ州のセドナ(英語記事)だ。セドナの滑走路は、小高いメサの上に作られ、両端はほとんど切り立った落差がある。

皆さん、一度は訪れたい世界の変わった空港の写真はお持ちですか?

ベースキャンプまでのトレッキングの残りの写真はこちらへ。

 

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