SAS、シンガポールで開催 – 見逃すな!

やあ皆さん!

すでにご存じだろうが、念のためにお知らせしよう。Kaspersky Labは毎年、冬の終わりから早春の時期に、サイバーセキュリティの大規模な国際会議Security Analyst Summit(SAS)を開催している(リンク先は英語)。さて、今年もすでに春がやってきたので(モスクワでは昨晩また雪が降ったが)、2019年のSASについてお話ししよう。もう開催まで2週間を切った!

このイベントは、3つの点で個性が際立っている。

まずSASには、Kaspersky Labのトップエキスパートだけではなく、世界的に著名なエキスパートもゲストとして参加し、最新の調査や新しい発見、興味深いサイバーニュースについて報告する。

次に、開催場所には、世界の大都市にあるような、ありきたりでつまらないホテルや会議場ではなく、心躍るエキゾチックなリゾート地が選ばれている。まぶしい太陽、砂浜、打ち寄せる波、サングリア、そしてシンガポールスリング…。

そして、間違いのない1点がある。サイバーセキュリティという深刻なテーマを扱いながらも、楽しさに溢れたイベントだいうことだ。

SAS 2018(カンクン)

 

SASは、最新の調査レポート(センセーショナルなものも多い)が発表されるイベントとして知られていると言ってよいだろう。時には、これを歓迎しない人々もいる。我々が地理的な条件や想定される属性に基づいて調査結果を選別したと考えているようだ。こうした人々は、スキャンダラスな事実や決まりの悪い調査結果(政府による資金援助、サイバースパイ活動、サイバー妨害工作などの可能性)を公開せず、うやむやにしておくことを望むのかもしれない。しかし、否、そんなことはしない。念のため改めて述べるが、我々は発見したあらゆるサイバー犯罪の情報を隠すことなく公開している。発生元の地域も使われた言語も関係ない。大規模なサイバーインシデントと標的型攻撃(英語サイト)の詳細な情報を公開することは、サイバー世界、ひいてはこの世界の安全を守る唯一の方法だ。「Stuxnetのいとこ」と言われるDuqu(欧州の産業システムの情報をひそかに収集)、Red October(欧州、米国、旧ソビエト連邦の在外公館を標的としたサイバースパイ活動)、そしてOlympicDestroyer(2018年に韓国で開催されたオリンピックを攻撃した高度なAPT)に関する事実を公表する場としてSASが選ばれたのはそのためだ(リンク先はいずれも英語記事)。そして今年のSASも例年のように、一大センセーションを巻き起こすような情報が発表されるだろう。

SAS 2016(テネリフェ)

SASは、これまでクロアチア、キプロス、マラガ、カンクン、テネリフェ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、サンマルタンで開催された(気に入った場所をリピートしたこともある)。

11回目を数える今年、SASがだいぶ成熟してきたことでもあり、我々はいくらかの組織的調整を加える頃合いではないかと考えた。説明しよう。

その1。今年のSASは大都市で開催される。ただし、ありきたりなつまらない街では断じてない。都会といえども海がすぐそばにあり、緑豊かな「ガーデンシティ」だ。そう、今年はシンガポールで開催されるのだ。実に満足! シンガポールは大のお気に入りなのだ。

その2。我々は、例年よりも幅広くSASへの参加を呼び掛けることにした。普段のSASは招待制で、世界のサイバーエキスパートだけが集まるイベントとなっている。しかし今年は、透明性を前面に押し出すという当社の取り組みに合わせて、SASの一部を希望者なら誰でも参加(英語)できるようにした。だから今回のイベントは「SAS Unplugged」と呼ぶことにする。MTV UnpluggedのSAS版といったところだろうか。

プレゼンテーション、トレーニングセッション、著名なエキスパートによるワークショップ、すべてが対象になる。だから、学生も、サイバーセキュリティ業界に入ったばかりの人も、そしてベテランも、サイバー犯罪者と戦うことに強い関心を持っている人なら誰でも登録してほしい。そして急いだ方がいい。すでに席が埋まっているトレーニングセッションもある。

追伸:内容が決定しているプレゼンテーションの1つを紹介させてもらいたい。当社のエキスパート、セルゲイ・ロズキン(Sergey Lozhkin)によるもので、素晴らしいプレゼンとなることは間違いない。テーマは最も古くからあるサイバー犯罪の1つだが、古いことと重要でないことはイコールではない。むしろ逆だ。その犯罪に手を染めている悪人たちは、今でも毎年多額の金を手にしている。その犯罪とは、単純明白な金融詐欺だ。いや、実際にはそれほど単純な話ではないのだが、詳しくはセルゲイが語ってくれるはずだ。時代とともにこの種の詐欺がどのように進化してきたのか、デジタルアイデンティティの盗難とは何か、デジタルアイデンティティはダークネットでいくらになるのか、「carder」とは何かなどについても話してくれることになっている。

追伸の追伸:もう待ちきれない。昨年のSASは実に楽しかった。今年のSASがさらに良いものになることを期待している。

SAS-2019で会おう!

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