MWC @バルセロナ:ショーは続く

皆さん、こんにちは!

今年のMobile World Congress(MWC)がバルセロナで開催された。私自身、現地で参加した。

そして、ステージ上で講演を行った。

そして、国際的メディアの取材を大量に受けた。

何人かの私の「ファン」がサイン自撮りを求めてきた。

昨年、MWCはキャンセルとなった。世界最大のモバイル関連イベントが、開催されなかったのだ。

そして今年、2020年の余韻がありながらも(一部の国境は今も閉ざされ、多くの制約がいまだに課され、移動には困難が伴い、多くの企業は保守的な行動を取っている)、ショーは続いた。続けなければならない。

ところで、国際的メディアは、当然ながら今年のイベントのいたるところで取材を行っており、そのほとんどは、あなたが今読んでいるこの記事と同じくらいポジティブな内容だった。例えば、この記事のように。そうそう、記事中の最初の写真はこうだ。

そう、確かにショーは進んだ。しかし、当然ながらコロナ前と同じようにとはいかなかった。まず、イベント会場は通常の半分ほどのスペースだった。おそらくその埋め合わせに、ブースのスペースは非常に広かった。ブース間の隙間も、いつもよりかなり広かった。

国のブースは大きめだった。もちろん、スペインのブースは巨大だ。その真向かいに、カタロニアのブースがあった。そのほかにイタリアの、韓国の、その他国々のブースがあった。一方でSamsungのような業界大手の姿はなかった。

MWCおなじみの大勢の来場者も、いなかった。見たところ、いつもの5分の1ほどだった。比較のために、2017年の様子はこのとおりだ

そう、MWCに昔の面影はわずかだ。だが、何もないよりましだ!この世界的状況を考えれば、大いに望みを与えてくれる。開催前日に会場を歩き、開場を待つブースを見ながら、私の気分は上々だった。

「Keynote Stage」。基調講演の舞台だ。翌日、私はここで講演を行った。

これが我々のブースだ。グリーンで統一され、洗練されていて未来っぽさがある。よいではないか!

これは「モスクワ」のブースだ。「ロシア」ではない。実に興味をそそる。明日は寄ってみなければ…

ここで時間を早送りして、イベント初日の様子をお見せしよう。

会場にはカーペットが敷いてあり、よい感じだ。

広々とした空間、わずかな来場者、だが空っぽではない…

混み合っている箇所もある…

なんと…群衆だ!こんな風景があることなど、すっかり忘れていた。

会場内で最もグリーンなブース。

向かい側は、中国は武漢の企業のブースだ。

ここはスタートアップ企業のコーナーだ。大勢の投資家が、次なるブームを求めて歩き回る…

手短に言えば、非常に「正しい」イベントだった。

モスクワのブース。

このブースで何をプロモーションしているのか、はっきり理解したとは言えない。だが、このテクノロジーっぽい展示は実に楽しかった。

続いては、私が登壇した講演の様子だ。サイバー空間全般の脆弱性について、特に重要インフラの脆弱性について話をした。

以上、2021年のMWCの様子をお届けした。2022年は、もっと大規模で、もっと大勢の集まるイベントとなることを期待したい。

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