2019年12月9日
ボンジュール、ムッシュー プレジデント!
先日、私はパリにいた。寒く、雨がちで、風が強かったが、我々の受けた歓迎の温かさは、これ以上ないものだった。
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なぜパリにいたか?パリ平和フォーラムのためだ。各国の政府、企業、その他組織が一堂に会し、世界をより良きものとするための方法を模索し話し合う年次イベントだ。中でも注目の話題の1つだったのは、当然ながら、サイバーセキュリティだ。それ故に、我々は熱烈なご招待をいただいたのだった。あらゆるサイバー悪に対抗して安全なデジタル世界を作り上げるための国際協力を掲げる世界中のあらゆる取り組みをサポートしてきた我々としては、招待を受ける旨を文字どおり速やかに返信した。
そして、フォーラムは素晴らしかった。どういったところが?
第1に、参加者だ。数十か国の首脳、大臣、そして多国籍な企業幹部。私などはマクロン仏大統領と握手する機会にも恵まれた。さらには数々の会議、取材、講演、プレスカンファレンスに参加した。そう、確かにハードスケジュールではあったが、それだけの価値が大いにあったし、大いに楽しみもした。
第2に、会場となったLa Grande Halle de La Villetteは、素晴らしいの一言だった。この文化の中心地は、かつて屠殺場だった場所だ。
この…実用的な過去にも関わらず、現在この場所は、最も印象的で、美しく、大規模な建築物となっている。ところで、この建物はかなり歴史を重ねてもいて、建造されたのはかれこれ150年前だ。
これがフォーラムの様子だ。主な講演やディスカッションはここで行われる。私もここで講演を行った。
それから、素晴らしく、有益で、独特のテーマを扱うミニ展示の数々…
たとえば、中国の生体環境部のブースがあった。ここでは、私の「中国にこれからどれほどの木が植えられる予定か」という質問に、担当者が十分な答えを返してくれた。「まさにそれを目的とした特別プログラムがあります。5億本(!)ほど植林する計画です」。なるほど、最近チベットを訪問したが、あちこちで進行する植林の規模に驚かされたものだった。さて、我々もこのエリアにブースを構えていた。
パリの話は以上だ。再び旅路へ戻らねば…
追記:これまで直接お会いしたことのある各国首脳をざっと挙げてみた。
1. アゼルバイジャン:イルハム・アリエフ大統領
2-3. アルメニア:セルジ・サルグシャン元大統領、アルメン・サルキシャン大統領
4. バチカン:フランシスコ教皇
5. ガボン:アリー・ボンゴ・オンディンバ大統領
6. ドイツ:アンゲラ・メルケル首相
7. キューバ:ミゲル・ディアス=カネル大統領
8. リトアニア:ヴァルダス・アダムクス元大統領
9. モナコ:アルベール2世
10-11. ロシア:ドミートリー・メドヴェージェフ元大統領(現首相), ウラジーミル・プーチン大統領
13. セイシェル:ダニー・フォール大統領
14. シンガポール:リー・クアンユー元首相
15. フランス:エマニュエル・マクロン大統領
写真もいくつかお見せする。