TOP100シリーズ:中国編

ロシアと同じく)中国だけでTOP100の記事を1本書けるのはなぜか。答えは簡単だ。この国の美しくも独特な自然は、とにかくスケールが大きいからだ。不思議なことに、こうした場所は中国以外ではあまり知られていない。

なぜそうなのか、私もよくわからない。確実に言えるのは、中国が外国人観光客の誘致を一切していないことだ。そもそも、その必要がないのだろう。何億人もの国民に堪能してもらうだけで、事足りるからだ。そんなわけで、どんなに「素晴らしい」場所でもWikipediaの記事すら存在しないところがある。存在が知られるようになるのは、(かなり)変わり者の観光客が辺境の地を巡る旅でたまたま出くわした秘境について語るときだけだ。そして、そのかなり変わり者の観光客というのはを隠そう、この私だ!(とはいえ、まだ中国を隈なく見たわけではないが)

では、早速中国の秘境をご紹介!といきたいところだが、その前に誰でも知っている超有名な観光地から始めるとしよう…。

  1. 万里の長城

聞くところによると、数世代前までは何日もぶっ通しで壁沿いを歩けたそうだ!悲しいかな、最近はそんなチャンスはゼロだ。今では遺産の保存が最優先ということで、観光客にはほんの一部しか公開されていない。それでも、訪れる価値は十分にある。自分の「行ったことのある場所リスト」にチェックマークを入れるためだけではもったいない。世界中どこを探してもこんな壁は存在しない。何から何まで独特だ。

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TOP100シリーズ:中東編

中東も大いに興味をそそられる地域だ。この地で「グレイテストヒッツ」に選ばれるのは間違いなく、人間の手で造られた歴史遺産や古代遺跡であり、自然美の名勝(こちらはいわば「B面」というべきか)を優に凌いでいる。(ありきたりの言い方になってしまうが)中東が古代文明の発祥の地であることを考えれば驚くにあたらないだろう。

最初に断っておかなければならない。私自身この地域を訪れた経験がほとんどないため、TOP100の中東編としてここにまとめた内容には、不正確な部分が多少あるかもしれない。その場合は、ぜひとも協力してほしい!訂正すべき間違いや、追加すべき事項があったら、コメント欄でご指摘いただければ非常にありがたい。

では出発することにしよう…

  1. 死海

間違いなく、ここ中東でしか見られない自然現象だ。とても塩分の高い海水なので…そう、体が浮かぶのだ!…ということは皆さんご存じだろうから、あまりよく知られていない事実を紹介しよう。とても塩分の高い海水なので…指を浸してひと舐めしただけでも、冷えたビールを2杯一気に飲み干せるほどだ。少々行儀が悪くても十分言い訳ができるというものだ(笑)

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エレバンでの講義

やあ、皆さん!

私はあまり自画自賛をする方ではないのだが、今回はちょっとした快挙を成し遂げたので、どうしてもお披露目したくなった。

というのも、去る11月17日、2015年アルメニア大統領グローバルIT賞を受賞したのだ!IT分野で大きな貢献をした人に贈られる賞だ。

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TOP100シリーズ:ロシア編

皆さんこんにちは!

先日より、私見で選んだ世界の美しい場所TOP100を紹介しているが、どこも一生に一度は必ず訪れるべき場所だと思う。そうすれば人生に悔いなしだ!

今回紹介するのは、国土面積が世界最大の国だ!

ロシアの東ヨーロッパ平原には、自然美という点では、特筆に値する必見の地はない。もちろん、美しい場所はあるし、数も多いが、いずれも私のTOP100にランクインするほどではない。それから、ウラル山脈の東には西シベリア平原があるが、こちらは至って平凡な平野で、あるのはツンドラ、タイガ、ステップ(北から南の順)、沼地、川、湖、石油採掘場、蚊の群れだけだ。TOP100に入るほどの名勝があるのはもっと東だ。それについては後述する。さしあたってまずは…

  1. 赤の広場とクレムリン

三方を聖ワシリイ大聖堂、クレムリン、グム百貨店で囲まれた赤の広場。外国からモスクワに来る友人の多くが、特に夜にライトアップされた時など、欧州で一番美しいスポットだと言う。反論の余地はない。私も大好きだ。

注:サンクトペテルブルクはTOP100シリーズの都市編に収録した。

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爆心地

お察しの通り、今回は長崎だ。

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今回の日本滞在中、いつもスーツ姿でネクタイまでしていた。どうしていつもと違うのかいうと、理由はただ1つ。観光の予定がまったくないからだ。もっとも、長崎のここだけは、行かないわけにはいかない。そう、70年前に2回目の原爆が投下されたところだ。

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すっ飛び日本出張

ふう、やれやれ。一瞬、自分はもうこんなことをするような年ではないと弱気になった。まあ、ほんの一瞬だが(笑)…

というのも、尋常でないほど慌ただしい日本出張を終えたばかりなのだ。3つの島(本州九州沖縄)、計4都市を訪れた。よく知られたところもあれば、それほど知られていないところもある。今回は例のごとくとはいかず、観光の予定をほとんど入れられなかった。会議、講演、インタビューばかりだ。それでも、この私のことだから、何かしら必ず書くネタ、カメラを向ける対象は見つけるのだが!…

日本市場は複雑で一癖あるし、やたらと注文が多い。おまけに保守的で、厳しい面がある。ビジネスはずっと好調で、顧客やパートナーの数は増えている。ただし非常にゆっくりと。かなりゆっくりしているので、年に2回か3回は、自ら現地に出向かなければならない。他の国に比べるとかなりの頻度だ。文句を言っているのではない。このブログを読んでくれている方なら覚えがあるかと思うが、私はニッポンのあらゆるものがとにかく大好きなのだ。

さて、日本出張のスケジュールはいつもタイトなのだが、今回はとりわけ、笑ってしまうくらいタイトだった。会議、インタビュー、プレゼン、交渉がノンストップで続くマラソンだ。体力的に厳しすぎるのでは、と感じるほどだった。だからいきおい、夜になってホテルに戻り、暖かくて柔らかいベッドにもぐりこむのが楽しみだった。いや、待てよ、それほど暖かくも、柔らかくもない寝床だったら?それでも構わないとも!…

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パンダ園にて

やあ、皆さん!今回は中国からお届けする。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるが、私に言わせれば「四川に入ってはパンダに従え」だ!

これまで、この国の至宝とも言うべき、世界中で愛されている動物についてあまりにも語ってこなかった!それでは良くないので、今回は始めから終わりまで中国のパンダについて惜しみなく書くことにする…

まずは、成都パンダ研究基地にいた一頭を紹介しよう。

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https://instagram.com/p/9TguZFOiWW/

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