Kaspersky Labが支援するビリヤード選手、125対50で優勝!

当ブログはこのところ、中性子、陽子、電子の衝突といった話題ばかりだったので、一息入れてみようと思う。スポーツニュースの時間だ。

当社がスポンサーシップに力を入れていることを、ご存知の方もいるだろう(特に当社のブログの読者はよく知っているはずだ)。スポーツチーム(と個人。詳しくは後述)の支援を世界中で行っており、ときには、考えられないような場所での活動を支援することもある。あまり注意してみたことがない人のために、簡単に紹介しよう…

オーストラリアでは、数年前から当社のロゴがシドニーのラグビーチームのユニフォームに縫い付けられている。また、海岸線を下ったメルボルンでも、「オーストラリアンフットボール」チームのシャツにKasperskyのロゴがあしらわれている。

kaspersky-sport-1ソース

続きを読む:Kaspersky Labが支援するビリヤード選手、125対50で優勝!

世界最大の装置 – その1

この装置は世界最大であるだけでなく、最も高価で最も革新的でもある。当然ながら、コンピューター化も相当進んでいるということだ。どんなアンチウイルスを使っているのだろう(笑)

ここにあるのは現代の奇跡だ。素粒子物理学(物質を構成する要素を研究する学問)の理論面と実践面の両方で最先端の研究が行われている。他にも1950年代から画期的な研究が進められており、たとえば1989年には、World Wide Webというちょっとした発明があった。

CERN

続きを読む:世界最大の装置 – その1

サイバーセキュリティの英知が結集:SAS 2015、間もなく開幕

2015年2月15日~19日が刻一刻と近づいている…

この5日間にわたり、当社の年次(第7回)情報セキュリティカンファレンスが開催される予定だ。主なトピックは現代のサイバー攻撃とその対抗手段で、他にもサイバー脅威に関するテーマを色々と用意している。このカンファレンスは毎年冬に温暖な地域で開催しており、今年のSecurity Analyst Summit(SAS)2015の開催地はメキシコのカンクンだ。

というわけで、覚えておいてほしい。2月中旬のセキュリティ業界の注目ハッシュタグはこれだ: #TheSAS2015

(この動画の撮影で、けがをしたセキュリティエキスパートはいなかった)

続きを読む:サイバーセキュリティの英知が結集:SAS 2015、間もなく開幕

ダボスのスキー場から人が消える1週間

※元の英語記事は2015128日に公開されました。

私にとって、冬の朝に一番頭がすっきりとして、気分が盛り上がってくるのは、こんなときだ。身を切るような寒さの中を早足で散歩していたら、陽気で楽天的なバグパイプの音が聞こえてくる…

DSC05236  続きを読む:ダボスのスキー場から人が消える1週間

「消費者擁護」をかたる法律事務所には毅然とした対応を!

法律事務所は、昔から世界中で必要とされ、善意のもとに正義の力を振るってきた。企業のお目付役となり、法を守り、法を行使し、正義を貫く…。多くの人にとって(私もそうかもしれないが)、これが20世紀の弁護士像だったはずだ。しかし、21世紀はどうか…

動物農場を思い出してしまう。もっと正確に言うなら、動物農場の(最初の)第7の戒律「すべての動物は平等である」だ。

よく知られているように、これは後に「すべての動物は平等である。しかし、ある動物は他の動物よりさらに平等である」と改められた。特にこのフレーズが、現代の多くの法律事務所を思い出させる。ある法律事務所は公正で善良であり、なくてはならない存在で、ルールを守る。一方で、他よりもさらに平等な法律事務所もある。公正を欠き、悪質で、余計な存在であり、ルールを鼻で笑う。どうも法の目を逃れて、超法規的に活動しているようだ。誰よりも法を守るべき存在であるというのに!そう、私が言っているのは、法と道徳をねじ曲げ、何も悪いことをしていない大企業から(それほど大きくない会社からも)大金をむしり取ろうとする恥知らずな法律事務所のことだ!

特許トロールについてはもう何度も書いた(トロールには決して屈しないという方針についても)。今回は、当社が先ごろ直面した同様の事件についてお話ししたい… 続きを読む:「消費者擁護」をかたる法律事務所には毅然とした対応を!

海辺の貝殻とホテル

元の英語記事は201412月9日に公開されました。

リスボンから少し離れたカスカイスという街にあるホテルに泊まった後、このホテルのことを語らずにはいられず、PCの前に座ることにした。これまでかなり多くのホテルを見てきたが、ここは忘れられないものの1つになりそうだ…

ぜひフォルタレーザ・ド・ギンショに来てほしい。シンプルで上品。こじんまりとして、居心地がいい。建物やインテリアが洗練されていて、ミシュランの星付きのレストランもある(我々は地元の大衆食堂で食べたが、ここもミシュランの星に値する)。一言でいえば、快適な宿という訳だ。

ただ、このホテルについてブログで取り上げたいのは、先に述べた数々の素晴らしい点ではない。不動産を購入する際の決まり文句みたいだが、「1にも2にも3にも、ロケーション!」だ。この美しいホテルは大西洋の沿岸、いや、ほとんど大西洋の中に建っている。文字通り、窓のすぐ外は海。岸に当たって砕ける波の騒音音は…まるで睡眠薬のようで、- 羊を数えたり、おまじないを唱えたりしなくても、あっという間に夢うつつの世界に入り込んでしまう。まったく素晴らしい。今すぐ、そこへ戻りたくなってきた!

これは、ホテルを上から見たところ:

Fortaleza do Guinchoソース

こちらは、地上から見たところだ:

portugal-hotel-2宮殿のような、ユニークな建物だ

portugal-hotel-3断崖シリーズは続く…

続きを読む:海辺の貝殻とホテル

リスボン近郊の宮殿、城、岬

元の英語記事は2014128日に公開されました。

 

先週の午後も、ポルトガルで自由な時間をとれた。もちろん、我々はこの時間を有意義に過ごした。

リスボン空港へ行く途中、ハイウェイを下りて回り道をし、面白そうなポルトガルの場所をさらに2か所訪れた。

ポルトガル南部の海岸で見た断崖ほどのスケールではないが、それでも見る価値があることに変わりはない。1つは、リスボンに隣接するシントラという街(とペナ庭園)。もう1つは、ペナから約20kmの距離にあるヨーロッパ最西端の地、ロカ岬だ。

実は、ペナ庭園は丘(標高500m)の上にそびえたつペナ国立宮殿の敷地内にある。宮殿の中や周辺には観光スポットがいろいろあるが、主な見どころは2つ。宮殿、そして丘の上にあるもう1つの歴史的建造物であるカステロ・ド・ムーロ(ムーアの城跡)だ。

portugal-sintra-cabo-de-roca-1ペナ国立宮殿

続きを読む:リスボン近郊の宮殿、城、岬

ロック好きにおすすめ:アース・ウィンド・アンド・オーシャン

※元の英語記事は2014年124日に公開されました。

 

ポルトガルでのパートナーカンファレンスの後、1日休暇を取った。

何をするつもりだったか?

答えは簡単。レンタカーに乗って、ポルトガル南部の海沿いを突っ走る!我々は、まずファロの街を出発した。

portugal-1-2

portugal-1-1

見事な断崖絶壁が広がる海岸線––長年にわたり、海の猛威と戦い続けた結果だ

続きを読む:ロック好きにおすすめ:アース・ウィンド・アンド・オーシャン

駆け足で振り返る2014年の出来事と訪問地

新しい年を迎えた。皆さんの素敵な1年を祝い、最高の2015年になることをお祈りする前に、急いで2014年の出来事を振り返りたいと思う。

では、2014年に何が、どこで、なぜ、どのように起きたか、などを思い出してみよう…

まずは場所から

数年前、『The Top-100 Must-See Places in the World』(世界必見の場所)というリストを作成しようと思いついた。地球で最も驚くべき景色と思える場所をまとめたリストだ。リストに挙げた場所にすべて行ったわけではなく、まだ多くが「未踏」のまま残っている。だからこそ人生は(少なくとも私にとっては)刺激的であり続けるのだと思う。リストで「未踏」だった場所に、着実にチェックマークが増えているからだ(ほとんどは出張の合間の訪問だ。一石二鳥に勝るものはない)。

2014年は、新たに6つの場所を訪ねることができた。

続きを読む:駆け足で振り返る2014年の出来事と訪問地