2016年5月26日
ヤバいサイバー関連ニュース:原子炉の感染、サイバー銀行強盗、サイバーダム破壊
最近のニュース記事に目を通すと、つい…ガイガーカウンターに手を伸ばしたくなるかもしれない。というのも、とにかく不安を抱かせるようなニュースが散見されるからだ。過剰反応だろうか?ニュースの内容を見てみよう…
怖いニュースその1:黙示録的事態には至らず(今のところは)
写真はWikipediaより借用
ユージン・カスペルスキーは語る - 公式ブログ
2016年5月26日
最近のニュース記事に目を通すと、つい…ガイガーカウンターに手を伸ばしたくなるかもしれない。というのも、とにかく不安を抱かせるようなニュースが散見されるからだ。過剰反応だろうか?ニュースの内容を見てみよう…
怖いニュースその1:黙示録的事態には至らず(今のところは)
写真はWikipediaより借用
2016年5月25日
バンザイ!
このたび当社は Kaspersky Industrial CyberSecurity(KICS)の提供を開始した。これはいわばサイバー感染症に対抗するための特別な予防接種だ。これで工場や発電所、病院、空港、ホテル、倉庫、皆さんのお気に入りのデリ、産業用制御システム(ICS)が使われている他のさまざまな業種の多くの企業を保護できる。あるいは別の言い方をすれば、今日、そうしたシステムなしで運営されている企業はあまりないのだから、世界各地で製造業やサービス業に携わる無数の大規模、中規模、小規模企業を対象としたサイバーソリューションと言ってもいい!
では、そのKICSとやらは具体的にはどのようなものなのか?その用途は?それを説明するにはまず、時を遡って…
2000年代に入る前は、産業用設備に対するサイバー攻撃などというものは、SF作家の発想の種になるだけだった。ところが2003年8月14日、米国東北部とカナダ南東部で、SFが現実のものになった。
なんと
電力グリッドに何らかの不具合が起きたせいで、当該地域の5,000万人が停電の被害に遭った。停電は、一部では数時間、一部では数日にも及んだ。この人災の背後にどのような原因があったのか、さまざまな説が唱えられた。木の剪定不足、落雷、悪意のあるリス、そして…コンピューターワームSlammer(Blaster)を使ったサイバー攻撃の副産物だという説も。
2016年4月22日
ユトレヒトから再び西へ(今度は車で)向かい、ハーグに行った。ここでは、問いただされる時間を過ごした。といっても裁判所へ行ったわけではない。専門的な話をする講演があったからだ。講演者は私自身。1つ目はInternational NCSC One Conferenceで『Protecting Bits and Atoms』と題したものだが、それについては後ほど。
仕事で訪れた場所をそぞろ歩くのが好きなのだが、カンファレンスの前夜、気晴らしの時間が少しだけとれた。今回の訪問先には、オランダの政府と議会が置かれている(オランダの首都アムステルダムではない)。
さて、感想は?全体的な印象を一言で言うと「単調」、三言で言うと「少々刺激に欠ける」。素晴らしいビーチがある海沿いの都市だが(下記を参照)、少々静かすぎて落ち着かなかった。もちろん、観光シーズンでなかったこともある。市街地も海沿いも人が少なく、まばらだった。「真夜中にノルウェーの北極圏にいるかのようだ。日は出ているのにあたりには誰もいない」と同行者A.B.は例えた。「まったくだ。あるいは真夜中のアイスランドと言ってもいい」と私は応じた。
とはいえハーグにもいいところはある。ビーチが素晴らしいのだ!
2016年4月14日
2016年4月13日
先日、当社の役員であるE.D.が受け取った書類に私のこんな出張予定表が付いていたと言う。
予定表にはクラスノダールからノヴォロシースクへ飛ぶレンタルヘリコプターの領収書が添付されていた。ヘリの持ち主はAbrau-Dursoという会社で、(現地では)有名なワインとシャンパンのメーカーだ!
「そういうことか。これを”出張”だと言うわけだな?!」とE.D.は冗談を言った(笑)
残念ながら、ワイナリーに寄ってテイスティングをする時間は捻出できなかった。E.D.に言いたい。本当に仕事だったんだ、と(笑)
上空からの眺めはちょっとしたものだった。
2016年4月12日
私はリスト作りが好きだ。比較するのが好きなのだ。なので、少し前に、行ったことのあるロシアの街をリストアップしたとき、ロシアの街より米国の街に多く行っていることがわかって、かなり驚いた。まあ、米国16都市、ロシア14都市、と2つ多いだけなのだが、やはり驚きだ。一体なぜこんなことに?普通では考えられない(この計算の方法と各都市のリストについてはこちらの記事を見てほしい)。
それはともかく、また1つロシアの街を訪れたので、リストに加えたところだ。クラスノダール市である。
何と言えばいいだろう。クラスノダールは本当にいいところだ。特に中心部は素晴らしい。整然としており、明るく華やかだ。手入れが行き届いていて、きれいに磨き込まれている。澄み切った青空に昇る明るい太陽が、新鮮で春らしいムードを吹き込んでいる。要するに、大変良い印象を受けたということだ。
2016年3月31日
2016年の活動が本格化し、冬と春のイベントが次から次へと間断なく開催されている。先ほど年1回の北米パートナーカンファレンスを終えたところだ。
まったくもって例年どおりの内容だった。プレゼン、会議、ディスカッション。製品、テクノロジー、サービス、戦略、プロモーション、問題、機会、アイデア。ランチ、エンターテインメント、人脈作り。これを丸2日。彼の地へ赴き、一同が会し、仕事に取りかかる。
まさに、夜明けから…夜明けまで(笑)。夜明けと言えば、朝日が見事だった。
https://www.instagram.com/p/BClHYOcuiYI/
2016年3月30日
イタリアのアルペンスキーのメッカ、アルプスにいながらスキー板を履かず、周辺の谷間にあるゲレンデに自らチャレンジすることもないとは、何とももったいない。そういえば山スキーの板をしばらく履いていない…最後に履いたのは2012年だ!
以前は毎冬、1~2週間ほどアルプスで過ごしていた。だが最近は抜けられない仕事が多すぎて、禁断症状が出始めるまで、まともなスキー休暇に出かけるチャンスがなかった。しかし、今回は運が良かった。3日半、ゲレンデで過ごしてアルプスの景観を楽しむ時間が作れた!アルプスの冬は本当に最高だ!おそらく夏も同じくらい素晴らしいはずだが、その季節にアルプスを訪れたことはない(笑)。
https://www.instagram.com/p/BCagUPkuiaG/
2016年3月26日
正確には誰の発案だったのかわからないが、私が最初に「スキー場でフェラーリF1」という話を聞いたのは半年程前のことだった。雪と氷の上でレーシングカーを走らせると考えただけで面白かったので、やるしかないということになった。これが当社とフェラーリのやり方だ(笑)。
というわけで標高1,800mにあるリヴィーニョというスキーリゾートでイベントを開催した。大勢のスキー客、地元住民、観光客、カーレース愛好者が集まった会場の様子はこんな感じだ。
https://www.instagram.com/p/BCRBymgOiZa/
2016年3月22日
いよいよ私の「世界で絶対に見ておくべき素晴らしい場所を大陸別に分類してまとめたTOP100」も終わるときが来た。
これまで、TOP100の1から90までを紹介してきた。あと4つ(97~100)は以下で紹介するが、となると何故か空白の91~96が残る…。
実のところ、特に謎はない。単に私が100という切りの良い数に紹介スポットを絞りこめていないだけだ!おまけで紹介したスポットを当てはめたり、下部のコメント欄で誰かが紹介した絶対に見るべきスポットのうち恥ずかしくも私が何らかの理由で見落としていた場所があったりすれば、空白も埋まる。つまり、リストに磨きをかけて完成させる方法がまだ見つかっていないので、それまでは余白を残しておこうというのが真意だ。
言い訳はそれくらいにして、早速TOP100シリーズの、ある意味での最終編を始めよう…。
北極は大陸の一部でもなく、国でもないので、TOP100の追記部分で紹介されると思っていた人もいると思う。たしかに、どこかに「当てはめる」のが難しい場所だ。
砕氷船に乗って行くツアー(写真のみ、解説はロシア語)がある。行ってみるだけの価値があると聞いた。それも究極の旅になるのは言うまでもない。
北極にいると思われていて実は存在しないのが、ペンギンだ! 残念ながら、彼らは地球の裏側にある南極大陸(と南米の最先端と南アフリカ)に生息する。