ぱっとしないハーグ、だがビーチはいい!

ユトレヒトから再び西へ(今度は車で)向かい、ハーグに行った。ここでは、問いただされる時間を過ごした。といっても裁判所へ行ったわけではない。専門的な話をする講演があったからだ。講演者は私自身。1つ目はInternational NCSC One Conferenceで『Protecting Bits and Atoms』と題したものだが、それについては後ほど。

仕事で訪れた場所をそぞろ歩くのが好きなのだが、カンファレンスの前夜、気晴らしの時間が少しだけとれた。今回の訪問先には、オランダの政府と議会が置かれている(オランダの首都アムステルダムではない)。

さて、感想は?全体的な印象を一言で言うと「単調」、三言で言うと「少々刺激に欠ける」。素晴らしいビーチがある海沿いの都市だが(下記を参照)、少々静かすぎて落ち着かなかった。もちろん、観光シーズンでなかったこともある。市街地も海沿いも人が少なく、まばらだった。「真夜中にノルウェーの北極圏にいるかのようだ。日は出ているのにあたりには誰もいない」と同行者A.B.は例えた。「まったくだ。あるいは真夜中のアイスランドと言ってもいい」と私は応じた。

とはいえハーグにもいいところはある。ビーチが素晴らしいのだ!

ウォーターフロントにあるモダンアート作品。

ふむ。引退したらヨットを買って、これと同じ名前を付けよう。

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「今どこにいるの?」
「オフラインさ!」実に気が利いている!

2重のガラス窓を通して沈む夕日がこんな風に見えた。2つの太陽。

翌日、講演を2つ行った。1つ目は先ほど紹介した国立サイバーセキュリティセンター(NCSC)のもの…

2つ目は、やや小さめの規模で、デルフト工科大学で行ったもの。

そして一息ついてから、ユトレヒトの当社オフィスに戻った。このビルの1フロアの半分を占めるオフィスだ。

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正面玄関のすぐそばにフェラーリ(の1部)が!

ここのスタッフは朗らかで、オフィススペースは斬新な雰囲気だ。少々机が足りないようだが…

当社のソーシャルメディアゲームVirus Huntの世界と、オランダのモダンアートを融合。

ここで計26人の社員が働いており、ベネルクス三国の事業を担当している。

そして「仕事に戻る時間だ!」私は家に帰らせてもらうが…

追伸:離陸直後の飛行機からの写真。

オランダの写真はすべてこちらにある。

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