東京からシンガポールへ:窓の外 空からの眺め

窓際の席での空の旅は、不思議なものだ。頭の中でいろいろな考えが渦巻いているのに、脳はそれに反応せず、ただただ窓の外を見続けている。そんななか、素晴らしい景色が目に飛び込んできた。僕が考えていたこと??それは後にして。ほぼ自動的にカメラに手が伸び、”またか “となる。東京からシンガポールまでの短いフライトの間、そんなことがあった:

飛行機が離陸して早々、窓の外の景色は素晴らしかった。日本人は仕事熱心で、正確で、狭い土地の活用の仕方もすばらしい。

離陸して右の方向に飛行。次の写真の右上に見えるのは、私が飛び立ったばかりの成田空港だ。よくもまあ、こんな人口が密集している所に空港を建てられたものだ!->

機体が空を一周して成田を後にすると、空港(1978年建設)よりも明らかに前からあるとみられる農業地域の狭いエリアに建てられた成田空港を眺めることができた。空港を建設するために、たくさんの建物を取り壊したに違いない:

よく見ると、空港の敷地内に誰かの私有地らしきところが見えた。畑なのだろうか?そして、飛行機が滑走路とエプロン間を移動するのに使うレーンは、その畑を取り囲んでいるように見えるではないか。どうやら、空港を建設する際に、その土地の所有者が、空港当局に土地を売ることを拒否したため、空港がその周囲に作られたようだ。メインの滑走路との間に防音壁のようなものが見える。しかし、いったい何十億デシベルの騒音を聞きながら生活しているのだろうか。そして、昼夜問わず、航空機から出る排気ガスは気にならないのだろうか。呆然とするばかりである。

この家に興味を持ったので、Google/Yandex Mapsで検索してみた。そのうちの一つ(農場ではなくただの民家)は、地上走行するレーンの間にある。しかもトンネルまで掘って家と外の町を行き来するアクセスレーンを作っている!→。

農家がある畑もあれば、民家もあり、そして、神社のようなものもある。

// 空港の上空から見た空からの眺めも一見の価値あり。

そして、空港とは無関係の建物と、地下のアクセスレーンの空撮。

数年前までは、この空港内の民家や農家のフェンスに、抗議のサインが掲げられているのを見た記憶がある。そう、空港が建設されてから40年近くも経っているのに!しかし、今回は見かけなかった。とうとう抗議を諦めたのだろうか…

一方、類まれな空港と農地の「調和」…

// 成田空港の建設、抗議活動(暴力事件も)の歴史については、ウィキペディアにも書かれていた。

そうこうしているうちに、富士山が見えてきた->

日本の島々!->

この中に、2015年に訪れたあの素晴らしい青ヶ島は入っているのだろうか?と思って調べだが、どうやら入っていないようだ。見えるのは三宅島御蔵島の2つの島:

青ヶ島はさらに150kmほど南に位置する。

また一つの島が目に入ってきた。神津島である。

しかし、これらの写真のような晴天は続かなかった。日本を出てシンガポールまでの道のりは、ずっと曇り空。ということで、未読メールを読む時間ができた。

まもなくシンガポールに到着する->

 

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