2015年11月19日
すっ飛び日本出張
ふう、やれやれ。一瞬、自分はもうこんなことをするような年ではないと弱気になった。まあ、ほんの一瞬だが(笑)…
というのも、尋常でないほど慌ただしい日本出張を終えたばかりなのだ。3つの島(本州、九州、沖縄)、計4都市を訪れた。よく知られたところもあれば、それほど知られていないところもある。今回は例のごとくとはいかず、観光の予定をほとんど入れられなかった。会議、講演、インタビューばかりだ。それでも、この私のことだから、何かしら必ず書くネタ、カメラを向ける対象は見つけるのだが!…
日本市場は複雑で一癖あるし、やたらと注文が多い。おまけに保守的で、厳しい面がある。ビジネスはずっと好調で、顧客やパートナーの数は増えている。ただし非常にゆっくりと。かなりゆっくりしているので、年に2回か3回は、自ら現地に出向かなければならない。他の国に比べるとかなりの頻度だ。文句を言っているのではない。このブログを読んでくれている方なら覚えがあるかと思うが、私はニッポンのあらゆるものがとにかく大好きなのだ。
さて、日本出張のスケジュールはいつもタイトなのだが、今回はとりわけ、笑ってしまうくらいタイトだった。会議、インタビュー、プレゼン、交渉がノンストップで続くマラソンだ。体力的に厳しすぎるのでは、と感じるほどだった。だからいきおい、夜になってホテルに戻り、暖かくて柔らかいベッドにもぐりこむのが楽しみだった。いや、待てよ、それほど暖かくも、柔らかくもない寝床だったら?それでも構わないとも!…
今回の出張が特に大変だったのは、中国出張(こちらも同じく忙しかった)に行ったその足で続けて日本に移動したせいだろう。それでも朝、目覚めたときのあの感覚は間違えようがない。私は世界有数の楽しくて個性的な都市、個人的にも特に気に入っている都市にいる。空は晴れあがり、背後に富士山(もう2回も登っている)を望む。間違いなくここは…東京だ!
先ほど言ったように、慌ただしい1日だった。会議をして、握手をして、おしゃべりをして、写真を撮られて、(日経やNHKの)インタビューを受けて、それから飛行機に乗って次の場所へ。
ホテルの部屋で「郷に従う」のとは違って、国内線で「郷に従う」のは大歓迎だ。日本では、フライト出発時間のわずか15分(!)前に空港に着けばいいのだ!!ただし、預ける荷物がなく、オンラインでチェックイン済みで、搭乗券も印刷してある場合に限るが、それでも…素晴らしい!わずか5分でセキュリティチェックを通過し、それから10分後にはもう離陸だ!これについて詳しくは、近々別の記事で書くつもりだ…
そうこうするうちに、もう別のところに着いてしまった。
今どこにいるかというと…
追伸:産業の安全にまつわる史料から興味深い話を紹介しよう、これだ。
では今日はこのへんで。続編に乞うご期待…