新しいTOP20リスト:都市編

やあ、皆さん!

まえがきから続いて今回は、最近作成した世界TOP20都市リストをお届けする。この記事では、世界でも特に興味深い独特な地域、地区、または都市全体について簡単に紹介し、その写真をお見せする。皆さんにいつかは訪れてほしい街だ。当然ながら、私は20都市すべてに行ったことがある。私のメインのリストに掲載した街と違って、ほとんどは頻繁に訪れる街だ。

だが、まずはおさらいから。私のTOP100と今回のTOP20はどうやって作成したのか?

1に、自分自身の目と感性で選ぶ。幸い、私は仕事で1年のうち半年近くは世界各地を飛び回っている。主な目的は仕事だが、観光という楽しみを織り交ぜてもバチは当たらないだろう。当たろうはずがない。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world

2に、世界各地でいろいろなタイプの人と出会い、話をする。企業の社員、パートナー、顧客、報道関係者、サイバー警察、ときには大臣や首相と話すこともあるのだ!ちなみに、しばらく話をしていると、どうしても仕事以外の話題に変わってしまう。たとえば時事問題(ふむ、私にしては政治的すぎる)が話題になることもあるが、私から話題を変えるときは「では、滞在中に見ておくべきお勧めの観光名所は?」というふうに切り出す。こういう質問が世界のさまざまな名所に足を運ぶきっかけになり、有名なところも、それほどでもないところも、私の各種リストに必見の地として掲載されることになる。たとえば、中国の色とりどりの岩石層、オーストラリアのキンバリー、アイルランドのモハーの断崖などだ。

3に、誰かに勧められるまでもない有名な場所も、もちろんある。グランドキャニオン、タージマハル、ビクトリアの滝などだが、こういう場所は最優先リスト(近日公開)に載せている。このリストに掲載した地は誰もが今すぐ調べなければならない…と個人的には思う(笑)

4に、友人や同僚、それに私と同じような探検家たちが、あまり知られていない遠くの珍しい場所を「発見」して帰ってくると、すぐに教えてくれる。どれほど素晴らしく必見の地なのか延々とまくしたてるので、口を挟む隙がないほどだ。こういう場所には、キリマンジャロ、クリル諸島、東南アジアのジャングルの寺院などがある。

5に、興味深い必見の地を、当ブログの最後にあるコメント欄で教えてもらうことも多い。コメントを寄せてくれた方々には大いに感謝する!このような読者からの情報のおかげで、ユタ州の赤い岩とアーチボンネビル・ソルトフラッツアンテロープ・キャニオン、中国の張家界国家森林公園を見に行くことができた。

また、カムチャツカアルタイについては子供のころから良い話をたくさん聞いていたので、外すわけにはいかない。

とまあ、こんな具合に世界中の必見と思しき場所を集めたわけだが、100か所以上になってしまった。どうやって100まで絞り込んだのかというと、特に美しい場所や、独特で他とは違うと思える場所を選んだのだ。要するに、これは私の主観に基づくリスト以外の何物でもない。

公園の木々や庭園の花の方が、火山や間欠泉よりも好きだという人もいれば、快楽的な美食こそが世界の美であると考える人もいる。さらに、特に興味があるものはないが、山と氷河にだけは夢中という人もいるのだ。ロシアには、人の趣味に口を出すなという諺がある。なので私もよしておこう。皆さんも控えるようお願いしたい。そんなことより、自分自身のTOP100(20でも50でも何でもいいが)を作成して、情報交換をしようではないか。

ともかく、私のTOP100以上リストに話を戻す。行き当たりばったりにあちこちにチェックマークをつけるのではなく、別冊を作ることにした。「世界必見の都市TOP20」だ。これで元のTOP100リストにさらなる名所を追加する余地ができたし、メインのTOP100リストには、自然と歴史の点で独特な場所だけが掲載されることになった。

というわけで、今回の記事は私のTOP20都市だ。今後の「TOP」シリーズの記事では、南北アメリカやヨーロッパのように、地域ごとの「トップ」を紹介していこうと思う。

ずいぶんと長い説明(!)だったが、ここからが世界必見の都市TOP20だ。ジャジャーン!

だがまず、下のコラージュ写真だけで20都市全部がわかるか考えてみてほしい。

注記:写真をクリックすると拡大表示される。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world

1. ニューヨーク
2. ラスベガス
3. サンフランシスコ
4. リオデジャネイロ
5. ロンドン
6. パリ
7. バルセロナ
8. プラハ
9. ローマ
10. ベネチア
11. サンクトペテルブルク、ロシア
12. イスタンブール
13. エルサレム
14. ドバイ
15. 東京
16. 京都
17. 香港
18. シンガポール
19. シドニー
20. サーファーズパラダイス

では詳しく見ていこう…

1. ニューヨーク (正確に言うと、実はマンハッタン
魅力的な街だ。まごうことなき魔法のエネルギーがここにはある。いつも活気にあふれていて、退屈な瞬間などまったくない。だが、なぜ米国の他の街ではなく、ここなのか?謎だ。マンハッタンから人がいなくなっても、この街の生き生きとした活気は残るのだろうか?

ニューヨークは世界の首都だ。ここに住みたいと思うほど夢中になったことはないが、なるべく頻繁に戻ってきたいとは思う。

この街に来たら、ただブラブラしてはいけない(10ブロックやそこら歩くくらい何でもないと思うかもしれないが、あれもこれも見ようとすると、積もり積もってヘトヘトになるだろう)。できれば、ヘリコプターで上空から見事な景色を堪能したいところだ。それが無理でも、せめて超高層ビルのどれかの展望台には登ってほしい。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - New York City

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - New York City

2. ラスベガス
ここは派手な高層ホテル、砂漠、信じられないほどのめり込んでしまうカジノとゲームホールだけの街ではない。他にも見所がある。コトコト煮立つというより、いつも沸騰して噴きこぼれる寸前の街だ。少なくともラスベガスストリップダウンタウンは正真正銘の終わりなきショーと言えよう。たとえば、シルクドソレイユのユニークなパフォーマンス、「O」と「Ka」を見られる場所はここ以外にない。の素晴らしいパフォーマンスについては言うまでもないだろう。また、コンサート、展示会、カンファレンス、結婚式などがひっきりなしに催されており、そしてもちろん、伝説が非常に多いのだ。

ここには何でもあると言っていい。ラスベガスの写真撮影はやや無理がある。滞在時間があまり長くないのに、眼に映るものをかたっぱしから写真に収める(すべてにその価値がある)ことなどできるだろうか?写真など画像検索で十分すぎるほど出てくるし、そうすれば何週間もの時間を節約できる。これがラスベガスの写真を掲載していない「公式」の理由だ。非公式の理由はもちろん、「ベガスの恥はかき捨て」である!とはいえ、私のアーカイブから周辺の環境の写真がたくさん見つかった。1枚載せておこう。

Hoover Damフーバーダム

3. サンフランシスコ
なんと美しい街よ。見事な橋、魅惑的な海岸線、そしてただならぬ雰囲気のアルカトラズ島もある。

ゴールデンゲートブリッジを歩いて渡り、また戻って来るという夢がかない、本当に楽しい体験だった。遠くから眺めるだけでもうれしくなってくる。気が付いたら何時間も見入っていた、ということもある。どの時間帯に渡るのも良いが、早朝と日の入りはまた格別だ。そのときの感動は、生涯忘れることはないだろう。私の印象はこちらに記してある。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - San Francisco Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - San Francisco

4. リオデジャネイロ
彼女の名はリオ。彼女が踊る舞台はこの上なく魅惑的な自然、すなわち堂々たる山々+光溢れる海岸+荘厳な大洋だ。ポンジアスカルコパカバーナコルコバードのキリスト像には必ず行くべきだ。この街自体はあまり奥深くまで探索しない方がいい。強盗に遭ってしまう!が、海岸沿いを歩き、山に登り、夕日を待って、少しずつカイピリーニャを飲むのがいいだろう。リオでまだ夜明けを見たことがない。なんとも心残りだ。できるだけ早い時期に再訪するために、これ以上の口実があろうか?

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Rio de Janeiro

5. ロンドン
20年ほど前は、この街が少しも好きになれなかった。だが徐々に…居心地がよく、便利で快適…輝かしい街になっていった。今ではまったく別の街になったかのようだ!

最近では、訪れるたびに(頻繁に来ているが)やりたいことと言えば、とにかく急ぎの仕事を片付けて、外に出ることくらいになった。市街中心部、数多くの公園、テムズ川沿いの土手、国会議事堂、昔の狭い運河沿いの小道を散策するのだ。大都会の香りを吸い込み、ロンドンを徘徊する奇抜な人たちの…奇抜な見た目に度肝を抜かれ、工芸品マーケットを隅から隅まで見て回り、いろいろな大道芸を見て、オークションで緑色のを買う…

ロンドンで退屈を感じることはない。ロンドンに飽きたという人は、人生に飽きたも同じだ!とはいえ、ちょっとだけ退屈を感じたら、パブがある。今ではほぼ24時間営業になった(英国のパブは以前、毎晩11時に閉店していた。もうそんなことはない。先ほども書いたが、ロンドンはどんどん良い街になっている)。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - London

6. パリ
パリで最後のタンゴを?いや、パリで何度もタンゴを…

…この街には幾度となく訪れ、また戻って来る必要があるからだ。私のお気に入りの場所は3つある。当てるのはさほど難しくないだろう。エッフェル塔、ノートルダム、ポンピドゥーセンターだ。もちろん、この街の見所はまだまだある。初めて行く人のために、パリの鼓動を簡単に感じられる方法を紹介しておこう。地下鉄に乗って市街中心部まで行き、そこからはただ歩く。最初にたどり着いた大通りの店でテーブルにつき、エスプレッソ(朝)かビール(夜)かワイン(私はぶどうが苦手なので遠慮しておく)を注文し、後はひたすら人間観察パリジェンヌ観察だ。人々の往来を見て、程よい距離からパリの喧騒に身を委ねよう。どうも少しダラダラしていて、退屈そうに感じる人もいるだろうが、保証しよう。そんなことはない!

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Paris

7. バルセロナ
偉大なるガウディの街。グランビア通りランブラス通り、城塞、わかりやすく整理された街並みなどが相まって、美的感覚を満足させる極上の都市体験を堪能できる。その近郊も悪くない。モンセラート山フィゲラスダリ美術館)、そしてコスタブラバ海岸がある。その湾岸道路をぜひともで流してほしい。もちろんオープンカーがいい。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Barcelona

8. プラハ
ゆっくりと流れるブルタバ川。おそらくヨーロッパで一番快適な街だろう。まるでおとぎ話の中から出てきたような街だ。ゴシック様式の城、大昔の大聖堂、石畳の裏通り。こういったものを見ながらのそぞろ歩きと写真撮影は最高で、1日の仕上げに神秘がかった地元のビールを胃に流し込む。夕食にはvepřové koleno(ローストポークのような料理)がいい。ちなみに、個人的な経験から言わせてもらえば、プラハの落ち着いた雰囲気は、仕事で偉業を成し遂げたエンジニアが疲れを癒すのにうってつけだ。エンジニアの人はプラハに行って、じっくりとリラックスしよう。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Prague

9. ローマ
永遠の都。「すべての道はローマに続く」と言うが、まったくの逆だ!すべての道はローマから伸びている。歴史的な建物、遺跡、スクーターが入り混じる街。とんでもない組み合わせだ。

ローマの近代的な部分は素通りしていい。独創的なものは何一つないからだ。他の場所でもそうだが、閑散期に訪れるのが一番。他の観光客に写真撮影を邪魔されなくて済む。

コロッセオパンテオン神殿トレビの泉、などなど…。愛しきローマよ!バチカン市国のサンピエトロ大聖堂も必見だ。大聖堂の中も。後はバチカン美術館だが、もう3回ほど行く時間を作ろうとしているのに、ローマに来るとどうしてものんびりしてしまう。この美術館の開館時間も…気まぐれなので、がっかりしないように先に調べておくといい。他にもローマを確実に楽しむための前提条件がいくつかある。観光のオフシーズン、晴天、はき心地の良い靴、バンドエイド、シティガイドが揃えば出発だ!

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Rome

10. ベネチア
もしかすると、世界で一番変わった街かもしれない。車がないのだ!バスも、タクシーも、パトカーも、救急車も、配管工の車も、1台もない。全部ボートだ(ちなみに、この街の公共交通機関も安くない)。車道はなく、運河があるだけ。アスファルトではなく水路。庭の代わりも海だ!

ベネチアの本当にユニークな特徴はさておき、当然のことながら、この街の歴史は本当に豊かで、何世紀にもわたる興味深い浮き沈みがあった。なので、必ずその歴史を読んで研究しておこう。または、ガイド付きの歴史ツアーに申し込むのもいいだろう。こういうツアーにはもちろん、あの中心的な広場が旅程に入っているだろうが、ムラーノ島も回るツアーを選ぶようにしてほしい。私はまだ行ったことがないのだが、他の人が絶対行くべきだと褒めちぎっていた…

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Venice

11. サンクトペテルブルク
夏に訪れるなら、白夜の中を跳ね橋が上がるのを見ていただきたい。私にとっては、これ以上ないほど見事な驚愕の夜景だ!素晴らしい歴史的な建造物もあり、このロシア北部の州都には、言葉では表せない特別な精神が満ちている…。おっと、この街には、ヨーロッパで(かつて)最大の勢力を誇る首都になったという、もっともな主張もある。その点ではローマやロンドンにも引けを取らない。

私は最近まで、しばらくこの街を訪れていなかった。最後に行ったのは2008年…7年も前だ!この無沙汰の埋め合わせは、今年の夏にようやくできた。サンクトペテルブルクの見所について詳しくは、私のミニシリーズを読んでほしい。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - St.Petersburg

12. イスタンブール
2つの大陸にまたがっていることを自慢できる都市は、他にどこがあるだろうか?遠くから(第3の大陸から)飛行機に乗ってイスタンブールに到着したら、そしてそれが初めての訪問なら、必ず空港からそのままタクシーに乗って、ボスポラス海峡を渡るように。そうすれば、1日に3つの大陸に行ったと自慢できるだろう!後は、どこか海峡沿いの店で夕食をとりつつ、イルミネーションに彩られたヨーロッパとアジアを繋ぐ橋と、その下を往来する船を眺める。これが全部終わるまでは、ホテルに向かうべきではない!

翌日はスニーカーに履き替えて、この古都の散策に出かけよう。市場、昔のモスク、狭い石畳の通りとそこに並ぶカフェ、その他さまざまな観光名所を見て回る。その際は、イスタンブールの波乱万丈な歴史についてしっかり学んでほしい。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Istanbul

13. エルサレム
とても古い都市だ。あまりに古くからあるので、「この近代のレプリカはたった700年前のものだ」というフレーズを理解するのに苦労してしまう。この古い街は、何が何でも歩いて見て回らなければならない。迷宮のような小道へと入り込み、多種多様なスタイルを見て、神殿の丘嘆きの壁も旅程に入れよう。とても運が良ければ(通常は特別な許可が必要なので)、神殿の丘の壁の下にある古代のトンネルに入って、下の写真で私がしているように、壁が醸し出す冷たく荒々しい永遠の歳月に手を触れることができる。他にはない独特な街だ。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Jerusalem

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Jerusalem

14. ドバイ
最近は超高層ビルが増えてきたので、「ドバイハッタン」と呼ばれることもある。砂漠の中の小さな村でしかなかった50年前に、ここがマンハッタンになぞらえて呼ばれるようになると思った人などいるだろうか?

ドバイの名所を挙げる必要はないと確信している。もう誰でも知っているからだ。人工島、巨大なショッピングモール、無いに等しい税金…おっと、これは旅行者向けのTOP20リストだった。心配はいらない。もちろん旅行者にうってつけのスポットもある。絶対にチェックしてほしいのは、ブルジュハリファアトランティスホテル水族館とウォーターパーク、海岸沿いの遊覧だ。あと、入り江で泳ぐのもいい。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Dubai

15. 東京
どう見ても別世界だ。常軌を逸したエネルギーと活力にあふれている。秋葉原銀座渋谷、どこに行っても騒がしい。寿司、刺身、ワサビ、しゃぶしゃぶがある。東京の地下鉄で迷ったら、二度と出られないかもしれない。タクシーのドアが自動で開閉する(あと、タクシーの運転手は皆、白い手袋をしている)。非の打ち所がないほど清潔で、几帳面で、礼儀正しい。近郊の公園は静かで落ち着いた雰囲気だ。ぜひ皇居の周りを歩いてみてほしい。が満開の季節は特にお勧めだ。しかし、東京の見所は他にもまだまだある。どれも魅力的だ。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Tokyo

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Tokyo

16. 京都
かつての日本の首都。芸術性にあふれる街で、昔の御所、寺院、庭園が残っている。忘れられない街になるだろう。秋には、山々が見渡す限りさまざまな色合いの赤色と金色で彩られ、輝きを放つ。もう1つ見逃せないのが、近くにあるサムライ村だ。わずかな料金で、侍や芸者の衣装を着ることができる。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Kyoto

17. 香港
この街も「別世界」だ。高層ビルや都会の喧噪がかなり狭いスペースに詰め込まれている。それ故に不動産価格は目がくらむような高さだ。一般の観光客は香港の表面的な部分しか知らず、騒々しい通り、ショッピング、周囲の山に登るロープウェイだけを目当てにやって来る。だが、そのすべてに別の面がある。公園、森、島、海はどれも…もうわかるだろうが、必見だ!

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Hongkong

18. シンガポール
庭園都市…というより都市庭園だろうか?清潔で明るく、どこを見ても例外なく緑が生い茂っている。ロングビーチの魚料理店は、おそらく世界一だろう(いや、香港の次かもしれない)。マリーナベイシンガポール植物園周辺の散策は必須だ。シンガポールフライヤーにも絶対乗ること。訪れた時期が良ければ、夜にF1グランプリを見られるかもしれない。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Singapore

19. シドニー
(と近くのブルーマウンテンズ国立公園と洞窟)

世界一美しい湾がある、とても居心地の良い街。オペラハウスやハーバーブリッジが有名だ(この橋を渡るのもいいし、ダーリングハーバー、フィッシュマーケット、ボンダイビーチ、サメを見て…おっと、最後のは不適切だった)。タロンガ動物園王立植物園も捨てがたい。以前、この植物園では何十万匹ものこうもりが飛んでいた(が、今はいなくなったらしい)。

要するに、シドニーは美しくて陽気なお勧めの街だ。また、それほど遠くないところにブルーマウンテンズ国立公園があるし、巨大な洞窟でさまざまなマジカルミステリーツアーもいいだろう。他にも見所が多いので、広大なシドニーを回るなら、最低でも2~3日のスケジュールにしておこう。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Sydney

20. サーファーズパラダイス
オーストラリア東端の比較的小さな町だが、規模が小さいからといって、地球上で最も…正しい場所の1つから外すことはできない。本当に楽園のような町で、なにもサーファーに限った話ではないのだ。海、ビーチ、国立公園、誰もが楽しめる場所がある。どこをとっても息をのむような素晴らしい場所だ。私はこれまで何度も行ったし、これからも何度も訪れるだろう。

Eugene Kaspersky's top-100 must see places of the world - Surfers Paradise

このリストに載せたい街は他にもたくさんあった。バンクーバー、リスボン、アムステルダム、ブダペスト、メルボルンなどだが、どの街にも個人的に見ていろいろと難点があったし、20というきりのいい数字にまとめる必要もあったので、掲載できなかった。2020年ごろに更新するときには、載る都市があるかも?

ここまで読んでくれただろうか?(笑)

では最後に、旅行に関するクイズを。さらに20の都市の写真を貼っておいた(どれもこのTOP20リストの街ではない)。地理の知識を試してみよう。注記:写真をクリックすると拡大表示される。

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