2015年6月11日
サン・マルコ広場の仮面舞踏会
悪ふざけやお祭り騒ぎ、童心に返って遊ぶのは大好きだ。特に、私と同じようなお祭り好きが、特別な場所に大勢集まって、和気あいあいと過ごす時間はたまらない。
つい先日、お祭り好きの集団と特別な場所という両方の要素が、完全な形で揃うことがあった。ベネチアで初めて開催したパートナーカンファレンスが終わった夜のことだ。
仕事を終えた後、ちょっとした仮面舞踏会といった趣向で出かけることにした。皆が昔の貴族の衣装を身にまとい、もちろん仮面もつけた。そして全員でボートに乗り込み、サン・マルコ広場にほど近い船着き場へと向かった。そこからは日暮れどきの堂々たる行進の時間だ。広場をあちこち歩き回り、裏通りや脇道にも入って行った。
大勢の子供(と大人)がひっきりなしに我々のところにやって来て、じっくり眺め、自撮りをし、何をやっているのか観察していった。まるで映画スターになったような気分で、とても愉快な夜だった。こうした「ファン」の中に、我々の顧客はどれくらいいたのだろう?
まさに王族のような風格ある散策。最高に楽しい時間だった。次は近くの宮殿で夕食だ。その席で、栄誉ある偉業を成し遂げた優秀なパートナーを表彰した。続いて、ベネチアのカーニバルショーが始まる。誰もが楽しんでいるようだった。翌日には皆、飛行機で帰国の途についたが、心気充実し、モチベーションを高め、上機嫌で、これからもずっと世界を救う決意ができていた(と思いたい!)
「メモリーカードの空きがもうほとんどありません!」同行したカメラマンのG.K.が、少し慌てながらこう言った。下の写真がG.K.だ。
写真はすべてこちらに置いている。
Ciao!