2016年8月2日
まだまだこれからの19周年
7月15日金曜日、モスクワは2016年に入って最高の天気だった。1日中晴天で、そよ風が吹き、雨が降ることもなかった。神々は知っていたのだ。この日終日、Kaspersky Labの創立19周年祝賀会が開かれることを。祝賀会には、世界中から2000人以上のKaspersky Labの仲間たちが集合した。
会社の「創立記念日」を祝うときには、ちょっとおかしな気分になる。日がな一日同僚たちのこんな会話を繰り返し耳にするのだから。
「やあ、創立記念日おめでとう!」
「君も、創立記念日おめでとう!」
正直言って、ここまで成長する日がやって来るとは思いもしなかった。
いや、本当だ!会社(お分かりとは思うがKaspersky Labだ)を登記したのは90年代末だったが、当時は自分たちの並々ならぬ専門知識を実感したい一心だった!先の先まで考えることなどなかったが、何かを始めるときはこういうものだろう。後は、生き残るためにできる限りのことをやるだけだ。もし1997年の私に占い師が「2016年にはかつてないほどの繁栄を遂げ、創立19周年の大イベントに2000人を超えるKaspersky Labの仲間たちが参加するだろう」と告げたとしても、とても信じなかっただろう!
当社の毎年恒例のパーティには毎回テーマがある。今年も例外ではなく、「360度の自由」がテーマだった。この日早くから「この360度とは一体何なのか?」と何度聞かれたことか。それはというと、こんな感じだ:
楽しくもクレイジーなアトラクションが満載だった。アトラクションの名前からして楽しくもクレイジーで、「モスクワの天才」「ヒーローのレース」「ゾンビクエスト」「バイク野郎」「回転男」「髪で愛を語る」「トゥモロウブレンド」「コーチェラ」「人間パックマン」などなど。それとは別に、ごちそう、アルコール、大音量の音楽、KL-DJ、KLライブショーといったパーティらしい要素もすべて健在だった(笑)
先程の「人間パックマン」だが、特殊ベストとヘルメットを身に付け、「ナビ」役のパートナーの指示に従って迷路を走り回り、ゴーストを避けながらパワーペレットを集めるのだ!
そしてバーチャルフットボール。ゴーグルがどういう仕組みなのかは知らないが、ゴーグルを着けた人たちを蚊帳の外から見るのは実に面白かった。まるで無重力の宇宙空間の中、スローモーションで暴れているようだった!
// ニースとトルコであの恐ろしい事件が起こっていなかったら、この日はもっと晴れやかだっただろう(天気だけでなく)。
// 当社は国際企業だから、どの国の悲劇にも心が痛む…
「モスクワの天才」や「ゾンビクエスト」には挑戦しなかったが、審査員として参加した。夜に行われたタレントショーには、非凡な才能を持つ陽気なKaspersky Labの仲間たち57人が出演した。
これは、前夜のリハーサルの様子。
Kaspersky Lab?それともピンク・フロイド?
そして、これが当日の様子。
これは審査中の私と仲間たちだ。爆笑あり熱唱ありおとぼけあり、そして勝者を決める悩ましい審査ありの楽しい2時間だった。
時には、私たちの前で…
そして勝者は…
何てショーだ!会社をネタにした数々のジョークまで。ただ、Kaspersky Labの仲間にならないとその面白さはわからないだろう。そうだ、当社に仲間入りしないか!
タレントショーの後には、さらにすごい才能の持ち主が登場。そのすごさは天文学的数字のアルバム売上数からも明らかだ。それは…
…他ならぬゼムフィーラだ!
彼女は「企業イベントには出演しない」ことで有名だが、彼女を招待したのは単なる歴史ある企業ではなかったのだ(笑)。(非常に残念なことに)私はそれまで彼女のライブに行ったことはなかったのだが、本当のファンに言わせると(それも何度も)今回はここ10年で最高のライブパフォーマンスだったらしい。おお、ウファよ。確かに、演奏、歌声、歌詞、音楽のどれを取っても見事なステージだった。素晴らしかった!ありがとう、ゼムフィーラ!
その上さらに、バン!という音とともに消える華々しい花火まで(笑)
PS:深沈たる夕暮れ…
もうお分かりだろうが、ドラマチックで盛りだくさんで大盛況のパーティだった。まだ説明が足りない?(笑)
パーティで大騒ぎだった。
さて、仲間たちよ、勤勉の日々に戻ろう!
PS:
- 来年は当社の創立20周年記念だ。おお、来年のどんちゃん騒ぎはどうなることやら。
- その翌年は創立21周年だ。Kaspersky Labは正式に飲酒が許される年齢になるわけだ(笑)。