東京からソウルへ

今回の日本行きでは、TOP100関連、日帰り旅行、散策…そんなオフの時間は少しもなかった。カンファレンス、ミーティング、インタビュー、その他諸々の「シゴト」で埋まってしまった。

今回、この日出ずる国に降り立つまでは、いつもよりゆったりとしたペースで、自由時間を多く取り、歴史的建造物や自然の風物をのんびり鑑賞したり、夕暮れ時に物思いにふけりながらそぞろ歩きをしたり、桜の花を見たりなどしたいものだと思っていた。ところが、だ。出張の日程をこなすにつれて、富士山や青ヶ島などを見るチャンスからはますます遠く離れ、「1にも2にもシゴト、シゴト、シゴト」の世界にますます深く入り込んで行くようだった。商売繁盛ももちろんいいことには違いないが…あの映画でジャックがどうなったか、だ！

ただ1つやりおおせた超ミニ観光といえば、お気に入りの散歩コースである皇居の外苑と敷地内を早足で歩いたことだ。

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皇居外苑の散歩は本当におすすめだ。皇居内の遊歩道を歩くのもいい。

皇居内では、割に多くのことを禁じられるご遠慮くださいとお願いされる。ゴミを捨てない、（夜間に）騒音を立てない、木の枝を折らない、焚き火をしない、花火をしない、建物に落書きをしない。確かにもっともなことだ。禁止事項リストは前回来た時から更新されていた。今ではドローンの使用も控えるようにと書いてある。さすが日本人だ、決して時代に乗り遅れることがない（笑）。

こちらは帰り道で撮った写真。川から突き出た支柱に支えられた道だ！魚や他の川の生き物たちには気の毒だが…

夜はまた、前回の投稿で書いた東京のパノラマ眺望を楽しんだ。高層ビルの両側から見る全方位360度の風景だ。夜見ても、日中に勝るとも劣らないほど見事だ。ただ、夜は富士山が見えないのが残念だ。いや、それでいいのだろう。富士山が夜にライトアップされて見えることがあるとすれば、噴火した時だろうから！

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翌朝は空港に行ってソウル行きのフライトに搭乗。このルートで行く場合、かならず右側の座席にすること（進行方向とは逆に見た場合、つまりA、B、C…の席がある方）。そちら側に座れば、離陸してすぐに窓から富士山がきれいに見える。一糸まとわぬ美しい姿を拝めることもある。その後間もなく雲の間に入ってしまう。

どちら側に座るべきかどうしてわかっていたのかって？実は、2005年に東京からソウルに飛んだことがあったのだ。当時の写真を見直すことまでした。

ほとんど仕事ばかりで終わったが、今回の日本出張、おおむね悪くなかった。そもそも日本ならまず、悪いということはないのだが（笑）

過去5年間の日本出張での写真がこちらで見られる。

では今回はこのへんで。また近々。ひとまずシゴトに戻らねば…