2015年6月30日
ホテルから大聖堂へ
スコットランドには前々から行きたいと思っていたが、先日ようやく訪れることができた。といっても、セント・アンドルーズに2日滞在しただけだ。非常に充実した2日間ではあったものの、スコットランドを「体験」できたとは言いがたい。あまりに短い滞在だった。ちゃんとしたスコットランド旅行をしようと思えば、何日もかけて同地を巡り、湖のほとりを車で流して、山々を歩く必要がある。そう、スコットランドには山が多いのだ。飛行機が離陸したとき、はるか北方にある山の頂が雪で覆われているのを、はっきりと見ることができた。残念だが、今回の滞在では登れそうにない。
スコットランドの景色は、デスクトップの壁紙に設定してくれと言わんばかりの絶景だ。さあ、ご覧あれ!
https://instagram.com/p/3tQNsluiW7/
https://instagram.com/p/3yzHMnuiWv/
あまり多くの場所を見て回ることはできなかったが、同地のセント・アンドルーズという町勅許自治都市には、ぜひとも滞在してほしいと思う。
セント・アンドルーズでは、前回の記事で触れたパートナーカンファレンスの後、宿泊先のホテルから街中へ、そしてカトリック大聖堂まで歩いた。この大聖堂の歴史が12世紀にまで遡ることをお伝えしておきたい。
私からこれ以上説明する必要はないだろう。写真が語ってくれる。
500年近く前にプロテスタントによって破壊され、それ以来手つかずの状態
引き潮で海面が下がっている。なんという低さだ!同行者のA.S.と私が聞いた話では、これほど低くなったことは今までなかったという。
セント・アンドルーズに来て、ゴルフの存在に気付かないことはないはずだ。
あいにく私はゴルフをやらないし、近々始めるつもりもない。ゴルフコースを何日もぶらぶら歩き回り、小さな球を打って穴に入れる作業を延々と繰り返すのは、申し訳ないが性に合わないのだ。この点については、スコットランド議会の意見(出典:Wikipedia)に賛成だ。
「スコットランドの文書でゴルフに関する記述が初めて登場するのは、1457年のスコットランド議会の法令である。これは国王ジェームズ2世が出した勅令で、軍隊での弓術の鍛錬がおろそかになるとして、ゴルフとサッカーの試合が禁じられた。禁止令は1471年と1491年にも出されており、ゴルフは「無益なスポーツ」とのレッテルを貼られていた。」
ゴルフが好きそうな人たちもいるが…:
ゴルフの「公式」の歴史を誰もが認めているわけではない。不真面目な羊飼いが暇をもてあまして、ヤギや羊のフンを杖で打ってウサギの巣穴に落としていたのがゴルフの起源だと信じている人までいるのだ。興味深い説なので、覚えておく価値はあるかもしれない。
他には何があっただろう…?
そう、もう1つちょっとした出来事があった…:
…私は…
……ついに…
………手に入れた…
…………本物の…
……………キルトを!!
https://instagram.com/p/3yB30fuiTt/
このキルトはKaspersky Labの特注品で、(大部分が)当社のコーポレートカラー、グリーンだ!独特の模様と色は、現地のキルトデザイナーが特別に仕上げたものだ。なんと、スコットランドタータン登記所(Scottish Register of Tartans)に登録して、証明書を送るとまで言ってくれた。楽しみだ…
最後にもう1つだけ…
ロンドンには何度行ったか思い出せないが、頻繁に行っていることは間違いない。だが、ロンドン・シティ空港で降りたことはなかった。その名のとおり、ロンドンのど真ん中にある空港だ。何という眺めだろう!もっと良い写真を撮りたかったが、雲と乱気流に邪魔をされた。
ザ・シャード上空を通過。見事だ…
今回は、ここまでだ。