2015年5月29日
ビーチ嫌いも楽しめるドバイのウォーターパーク
ビーチリゾートで(ぼんやりと)過ごす休暇というのは、どうにも好きになれない。
砂浜、日光浴用のベッド、パラソル、「爽やかな」トロピカルドリンク、そして日焼け止め…。こういう拷問に耐えられるのは、せいぜい2~3時間だろう。その後は浜辺の散策を始める。一度に数キロ歩くこともあり、だいたいはカメラを持って行く。ずっとダラダラするよりはいいだろう。ビーチを歩き、日焼けして、気が向けばひと泳ぎし、道中で気になったものがあると写真を撮る…。ドミニカを訪れたときは、D.Z.と2人でこんな風に4時間ほど歩いたものだ。最後には、恐ろしい日焼け止めの広告モデルみたいになってしまった。
要するに、海、砂浜、ビーチベッド、日光浴というのが苦手なのだ。だが、例外もある。
例外その1: 非常に慌ただしい出張のときは飛行機でタイムゾーンをいくつか越えるので、ホテルに着くと疲れたというか、精根尽き果てた状態だ。翌日に仕事の予定がなく、近くにきれいなビーチがあれば、丸一日ビーチで寝て過ごすこともある。これが本当に効果てきめんで、昼頃に日陰で横になり、夕方に目を覚ませば、疲れがとれて充電完了というわけだ。
例外その2: 当社はよく、ビーチ沿いのホテルでビジネスイベントを開催する(つまり、私にとってビーチとは、遊びではなく仕事の場だ)。何にせよ、Kaspersky Labの設立から18年間で、本当にいろいろな場所に行った。リオデジャネイロのコパカバーナや、オーストラリアのクイーンズランド州のゴールドコースト、などなど。とても都合がいい場所だ。昼の間は仕事をして、夜はリゾートスタイルで楽しい時間を過ごす。仕事が終わったあと、もう何泊かしたくなる気持ちもわかってもらえると思う(笑)
前置きがだいぶ長くなってしまったようだが、今回の本題は、ドバイのリゾートホテル「アトランティス・ザ・パーム」にあるウォーターパークだ。
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先日、当社の中東地域のパートナーカンファレンスがここで(ウォーターパークではなくホテルで)開催された。
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イベントの後で少し自由な時間が取れた。ビーチで横になったり、海に入って遊んだりするのをあれほど敬遠していたというのに、どうしてもホテルのウォーターパークに行きたくなってしまった。こんなにクールなのだから!(なんだか宣伝をしているような気がしてきたが、そんなことはない。とにかく本当にクールなのだ!)
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曲がりくねったウォータースライダーだけでなく、本当に珍しいプールがあった。環状の運河のようなプールで、水がポンプによって一方向に流れていく。浮き輪に乗って、突っ走ることができる。ところどころに特別な「エスカレーター」があり、上に登っていけるほか、ちょっとした急流やトンネルもある。また、(浮き輪から降りなくても)メインの水路から離れて別のウォーターアトラクションにも行けた。
つまり、体が大きく、いい年をした大人が、小さな子供のようにプールで遊び、心ゆくまで楽しんだということだ。まあ、私の場合、大人になりきれていないのだが!
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何か大型遊具のようなものが、空高くそびえている…。あそこまで登っていくのは何だか怖い。上まで行ったら、ここまで滑り降りてこなければならないからだ!なので、そこに行かなくて済む言い訳を考えて、「21歳以上お断り」という新しい言葉を作った。我々のような年長者は立ち入り禁止という意味だ(笑)
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さて、これほど巨大でイケているウォーターパークは他にあるだろうか?「スライダーとトンネル」だけでなく、「川」あり、急流あり、大きなカーブありと、スリル満点の施設だ。ご存じの方はぜひともコメントを!
アトランティスには、ロストチェンバーという実に見事な水族館もある。魚、海草、石、海中の造形物など、すべてが計算の上で配置されており、展示物が一体となって、まるで画廊か美術館のように見える。展示物は定期的に新しくなっているようだ。3年ほど前に来たときはいなかった魚が、今は展示されている。
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ではまた!