2013年10月28日
ダブル博士号
բարեւ բոլորին!
アルメニア語の「皆さん、こんにちは」をGoogleが正しく翻訳してくれているとよいが。このエキゾチックな国(読者の皆さんにとってもそうだと思う)に行ったことをアピールしたかったもので。今回も、ビジネスとお楽しみがほどよくミックスされた旅だった。
先日、私はState Engineering University of Armeniaより名誉博士号を授かった。これは「情報セキュリティ分野におけるめざましい貢献に対する」もので、同大学の総長より直々に授与された。
素晴らしい、ありがとうございます!
これで、2か国で博士号をいただいたことになる。いまや私は「英国&アルメニアの研究者」となったのだ。(最初の名誉博士号はプリマス大学から授与された)
上の写真はちょっとふざけすぎたろうか?このあとは「まともな」写真をお見せしよう。
ここで、学術的ではないが同じくらい重要なトピックに移ろうと思う。アルメニア産コニャックだ。「コニャック」という言葉をご存じだろうか。フランスにはこの名を冠する土地があり、この地域で造られた強いお酒だけが「コニャック」と名乗ることを許される。その他で産したものは「ブランデー」と呼ばれる。ところで、この手の話は議論が尽きない。たとえば、「オーデコロン」、「ビキニ」(太平洋のとある環礁の通称)といった呼称だとか。実際、一般に使われている「実は定義が細かい」名称はたくさんあるのだ。
しかし、本題は別にある。アルメニアのコニャックは、味わいも色もフランスのコニャックよりも素晴らしいのだ。価格は言うまでもなく。さらに、匂いもきつくない。この事実は、おそらく皆さんが聞いたことのある2名の人物が請け合っている。私と首相だ。単なる首相ではない、誰だとお思いだろうか?そう、ウィンストン・チャーチル卿だ。
ただ、私の下す判断は間違っているかもしれない。しかしサー・ウィンストン・チャーチルは、…彼は間違いなどおかさなかった(歴史マニアの皆さん、とりあえずここではガリポリのことは置いておこう)。そんなわけで、私はフランスのコニャックを「ブランデー」と呼ぶことにして、アルメニアのを「コニャック」と呼ぶことを提案したい。
ところで、健康と長寿の秘訣について聞かれたとき、チャーチルはこう答えたと言われている。「キューバ産の葉巻、アルメニア産のブランデー、それからスポーツをしないこと!」…お気づきだろうか?彼は「ブランデー」と言ったのだ。ということは、ひとつ間違いをおかしたわけだ。
アルメニアでは、偉大なる英国元首相のアドバイスに従うことにした。タバコ、コニャック、スポーツしない。お酒をいただくためにちょっと動くくらいにしておいて。
また、素晴らしいタテフ修道院も訪れた。「タテフの翼」と称されるロープウェイを使って。これは世界最長のロープウェイだ。下に紹介する3番目の写真に赤の矢印がついているが、これは谷の向こう側にあるロープウェイのポイントを示している。これで全長の半分だ。
ほかにも、長い間夢見ていたことを実行に移した。セヴァン湖へ行ったのだ。さらにはそこで泳ぐチャンスにも恵まれた!しかし悲しいかな、泳ぐのと写真撮影は一度にできなかった。他の連中はスナップを撮っていたが。そんなわけで、お見せできるような写真がない。ただ、湖ではないが、素晴らしい写真をいくつかお目にかけよう。
マダム・タッソー、アルメニアスタイル
では、今回はこんなところで。հրաժեշտ!
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