ダブル博士号

բարեւ բոլորին!

アルメニア語の「皆さん、こんにちは」をGoogleが正しく翻訳してくれているとよいが。このエキゾチックな国(読者の皆さんにとってもそうだと思う)に行ったことをアピールしたかったもので。今回も、ビジネスとお楽しみがほどよくミックスされた旅だった。

先日、私はState Engineering University of Armeniaより名誉博士号を授かった。これは「情報セキュリティ分野におけるめざましい貢献に対する」もので、同大学の総長より直々に授与された。

ユージン・カスペルスキー、名誉博士号-バックギャモンKL/SEUA特製バックギャモン!

素晴らしい、ありがとうございます!

これで、2か国で博士号をいただいたことになる。いまや私は「英国&アルメニアの研究者」となったのだ。(最初の名誉博士号はプリマス大学から授与された)

上の写真はちょっとふざけすぎたろうか?このあとは「まともな」写真をお見せしよう。

ユージン・カスペルスキー、名誉博士号2

ユージン・カスペルスキー、名誉博士号3

ここで、学術的ではないが同じくらい重要なトピックに移ろうと思う。アルメニア産コニャックだ。「コニャック」という言葉をご存じだろうか。フランスにはこの名を冠する土地があり、この地域で造られた強いお酒だけが「コニャック」と名乗ることを許される。その他で産したものは「ブランデー」と呼ばれる。ところで、この手の話は議論が尽きない。たとえば、「オーデコロン」、「ビキニ」(太平洋のとある環礁の通称)といった呼称だとか。実際、一般に使われている「実は定義が細かい」名称はたくさんあるのだ。

しかし、本題は別にある。アルメニアのコニャックは、味わいも色もフランスのコニャックよりも素晴らしいのだ。価格は言うまでもなく。さらに、匂いもきつくない。この事実は、おそらく皆さんが聞いたことのある2名の人物が請け合っている。私と首相だ。単なる首相ではない、誰だとお思いだろうか?そう、ウィンストン・チャーチル卿だ。

ただ、私の下す判断は間違っているかもしれない。しかしサー・ウィンストン・チャーチルは、…彼は間違いなどおかさなかった(歴史マニアの皆さん、とりあえずここではガリポリのことは置いておこう)。そんなわけで、私はフランスのコニャックを「ブランデー」と呼ぶことにして、アルメニアのを「コニャック」と呼ぶことを提案したい。

ところで、健康と長寿の秘訣について聞かれたとき、チャーチルはこう答えたと言われている。「キューバ産の葉巻、アルメニア産のブランデー、それからスポーツをしないこと!」…お気づきだろうか?彼は「ブランデー」と言ったのだ。ということは、ひとつ間違いをおかしたわけだ。

アララト・ブランデー蒸留酒製造所1

アララト・ブランデー蒸留酒製造所2

アルメニアでは、偉大なる英国元首相のアドバイスに従うことにした。タバコ、コニャック、スポーツしない。お酒をいただくためにちょっと動くくらいにしておいて。

また、素晴らしいタテフ修道院も訪れた。「タテフの翼」と称されるロープウェイを使って。これは世界最長のロープウェイだ。下に紹介する3番目の写真に赤の矢印がついているが、これは谷の向こう側にあるロープウェイのポイントを示している。これで全長の半分だ。

アルメニア、タテフ修道院1

アルメニア、タテフ修道院2

アルメニア、タテフ修道院 ロープウェイ

ほかにも、長い間夢見ていたことを実行に移した。セヴァン湖へ行ったのだ。さらにはそこで泳ぐチャンスにも恵まれた!しかし悲しいかな、泳ぐのと写真撮影は一度にできなかった。他の連中はスナップを撮っていたが。そんなわけで、お見せできるような写真がない。ただ、湖ではないが、素晴らしい写真をいくつかお目にかけよう。

エレバン、アルメニア

エレバン、アルメニア2

エレバン、アルメニア3

エレバン、アルメニア4

エレバン、アルメニア5

エレバン、アルメニア6

エレバン、アルメニア7

エレバン、アルメニア8

マダム・タッソー、アルメニアスタイルマダム・タッソー、アルメニアスタイル

エレバンの壁アート、アルメニア

では、今回はこんなところで。հրաժեշտ!

その他の写真はこちらから。

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