2013年4月11日
インターポール、来訪。
先日、私たちは最初の – おっと、2番目の – 重要なお客様をわがオフィスにお迎えした。インターポールのセクレタリーゼネラル、ロナルド・ノーブル(Ronald Noble)氏。そして、シンガポールに新たに設立されるインターポールのサイバー犯罪対策部門を率いる、中谷昇氏だ。このお二方は、グローバルレベルでのサイバー犯罪撲滅を目指す協力体制に関する公式アナウンスのためにお越しくださった。
もちろん、我々の新しいオフィスを案内した。まだ内装が未完成な部分もあるが、二人の存在はそれを埋め合わせて余りあるものだった。二人は何人かのトップアナリストと冗談交じりに会話を交わし、ウッドペッカー(Kaspersky Labではアナリストを「ウッドペッカー=キツツキ」と呼ぶのだ。ワームを突き出すので)の勤務するウイルスラボを見学し、いくつかの会議に参加した – ビジネス的なのとリラックスした雰囲気のと。二人とも感心してくださったようだ。我々としても、ポジティブな印象を受けた。
サイバースペースで悪巧みをいだく人々にあまねく呼びかけたいと思う – 気をつけろ!世界規模のハンティングにインターポールが参戦したぞ!邪悪な意図をきっぱり捨て、懺悔し、よき行いに転じるまたとない機会だ、手遅れになる前にな。
そんなわけで、その木曜日の晩、青いライトを点灯した輝くセダンがレニングラード道路(モスクワを走る幹線道路のひとつ)に渋滞を引き起こすのにいらいらさせられた人がいたとしたら…申し訳ない。一度くらいなら、国の忠実なるしもべたる道路としてVIPをお通ししてもいいのではないか。世界ナンバーワンの国際警察官がKaspersky Labからお帰りになるところだったのだから。