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インターネット・インターポール2015

私が「インターネット・インターポール」という言葉を初めて使ったのは、2000年代初頭だった。これをテーマに記事を書き始めたのが2003年だ。それから12年後の今年、長きにわたって論じ、提唱し、主張し、推進してきたことが、ようやく実現した。

インターネットの暗黒面との戦いを専門とする部署が、インターポールに誕生したのだ!

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暗黒面のサイバー関連ニュース – 2014年7月26日付

※元の英語記事は2014726日に公開されました。

 

リモコンカー運転中の自分の車を制御できなくなる日・・・

どうも最近、ハッキング、標的型攻撃、マルウェア感染といったニュースが一般から飽きられているようだ。絶えず話題になっていれば仕方ないのかもしれない。一般の関心を引くには、もう少し奇抜さが必要だ。ハッキングされるとは夢にも思わなかったものがハッキングされる、とか。

中国の報道によれば、同国開催のハッカーカンファレンスのコンテストでTeslaの車載システムがハッキングされたそうだ。なぜTeslaなのか?Teslaに一体どんな魅力があるのだろう?思い付くのは、まず電気自動車であることと、「スマート」な電子機器を詰め込んだ、自動車というよりもむしろ移動式スパコンであることだろうか。そもそも、Teslaは予想できたはずだ。どんな新機能も、特にITセキュリティの専門家が関与せずに開発された場合、ぜい弱性を介した新たな脅威を必ずもたらすことを。コンテストのハッカーたちが証明したのは、まさにその点だった。

暗黒面のサイバー関連ニュース - tesla

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善悪の彼岸?

Microsoftは先日、ダイナミックDNSサービスNo-IPに対し大規模な措置を講じたと発表した。その結果、同サービスの22のドメインが差し止めとなった。Microsoftによれば、この措置には正当な理由があるという。同社が挙げた理由は次のようなものだ:No-IPはあらゆる種類の不快なマルウェアをホストしている、No-IPはサイバー犯罪者の温床である、No-IPは標的型攻撃の発生源である、No-IPはサイバー犯罪の根絶に向けて誰とも協力しようとしない。

多くの争いがそうであるように、双方が相反する発表を浴びせ合っている。「悪いのは向こうだ」「いや、先にやったのはそっちだ」という昔から繰り返されてきたやりとりだ。

No-IPが言うには、自分たちは真の善良サービスであり、サイバー攻撃の根絶にいつでも協力する用意があるそうだ。No-IPはその一方で、今回のドメイン差し止めに顧客が強い不快感を抱いていると述べ、Microsoftの措置は合法的なビジネスに対する違法な攻撃であるとの考えを示した。マルウェアは実質的にあらゆる場所で発見され得るものであり、それを理由に裁判所を通じてサービスを停止させることは到底容認できないという。

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特許トロールは打ち負かせる – 決してあきらめなければ

やった!太鼓の音、鳴り響くシンバルに、オーケストラの演奏も付けようか。米国で、またもや特許トロールに勝利したのだ!敵は敗北して意気をくじかれ、去っていった。「あきらめるな!」というチャーチルの言葉は正しかったわけだ。我々はこの忠告に従って、あるトロールと戦った。結果としてトロールはあきらめ、逃げていった。

「衝撃、幸福、喜び、そして高揚感が一気にやってきた」

これはN.K氏(Kaspersky Labの知的財産担当主席顧問)がこの勝利を表して言った言葉だ。今回のトロールはなかなか手強い相手で、かなり太い「コネクション」を持っていたのだ。

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衝撃、幸福、喜び、そして高揚感が一気にやってきた――その言葉に120%同意する。我々は18か月の間、Lodsys(世界最大かつ最も悪名高い特許トロール、Intellectual Ventures(以下「IV」)の「触手」の1つ)と法廷で戦った。この特許トロールは、無条件の完全降伏に追いやられた。そしてまたもや、我々は独りで勝利したのだ。訴えられた他の54社はこのゆすり屋と和解し、情けないことに戦いの場から逃げた企業もあった。この特許トロールはこれまで400社以上のIT企業から金銭をせしめてきたのだ。

もう少し詳しく話そう。

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インターポール、来訪。

先日、私たちは最初の – おっと、2番目の – 重要なお客様をわがオフィスにお迎えした。インターポールのセクレタリーゼネラル、ロナルド・ノーブル(Ronald Noble)氏。そして、シンガポールに新たに設立されるインターポールのサイバー犯罪対策部門を率いる、中谷昇氏だ。このお二方は、グローバルレベルでのサイバー犯罪撲滅を目指す協力体制に関する公式アナウンスのためにお越しくださった。

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