2016年4月22日
ぱっとしないハーグ、だがビーチはいい!
ユトレヒトから再び西へ(今度は車で)向かい、ハーグに行った。ここでは、問いただされる時間を過ごした。といっても裁判所へ行ったわけではない。専門的な話をする講演があったからだ。講演者は私自身。1つ目はInternational NCSC One Conferenceで『Protecting Bits and Atoms』と題したものだが、それについては後ほど。
仕事で訪れた場所をそぞろ歩くのが好きなのだが、カンファレンスの前夜、気晴らしの時間が少しだけとれた。今回の訪問先には、オランダの政府と議会が置かれている(オランダの首都アムステルダムではない)。
さて、感想は?全体的な印象を一言で言うと「単調」、三言で言うと「少々刺激に欠ける」。素晴らしいビーチがある海沿いの都市だが(下記を参照)、少々静かすぎて落ち着かなかった。もちろん、観光シーズンでなかったこともある。市街地も海沿いも人が少なく、まばらだった。「真夜中にノルウェーの北極圏にいるかのようだ。日は出ているのにあたりには誰もいない」と同行者A.B.は例えた。「まったくだ。あるいは真夜中のアイスランドと言ってもいい」と私は応じた。
とはいえハーグにもいいところはある。ビーチが素晴らしいのだ!