2013年9月25日
決してあきらめない、特許トロールとの戦い
正当な見返りを得られるまでには、恐ろしく時間がかかることがある。しかしありがたいことに、最も忌むべきものの1つである特許トロールに、ついに直接的な制裁が下されようとする兆しが現れている。
私は以前の記事で、特許トロールについて、また特許トロールとの戦いで求められる事柄について話した。
何が必要とされているのかを簡単に振り返ってみよう。
- 特許の使用に制限を設ける。特許取得より前の期間にさかのぼって権利を主張できないようにする。
- トロールが敗訴した、または訴訟を取り下げた場合、被告の費用全額をトロールに賠償させる。
- 特許アグリゲーターによる提訴を禁止する。
- 特許の説明において詳細さと正確さを要求する。技術的な専門家による審査を必須とする。
- 重要ポイント:アイデアではなく、具体的な用途を特許の対象とする。
米国の議員たちは、私のブログを読んでいるのではないかと思うことがある。バーモント州でついに、あることが成し遂げられた(世界のあらゆる場所で、というわけにはいかないが)。反トロール法が施行されたのだ。
この法律には興味深い点がたくさんあるが、私が一番気に入っているのは、トロールのやり方が正しいものではないと証明すれば、被告側の企業はすべての訴訟費用を特許トロールに要求できることだ。 続きを読む:決してあきらめない、特許トロールとの戦い