タグのアーカイブ: ロシア

盛りだくさんのソチ

ソチという街、とりわけクラスナヤ・ボリャーナの素晴らしさは多々耳にしていたが、百聞は一見にしかず。そう、私自身はというと、どういうわけかソチをちゃんと見て回ったことがなかった。2年前にF-1観戦のため立ち寄ったことはあるが、レーシングコースとオリンピックパークを訪れただけだ。

今回もスケジュールの慌ただしさは相変わらずだったが、この地の雰囲気、さらにトレッキングまで楽しめた。実に、よかった!ここソチの素晴らしさは、私にとってうれしい驚き悲鳴だった。黒海に面したロシアの海辺の街だとは、とても信じられない。どうしたら、こんなに発展できる変われるのか!

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ブラジルのバイク乗り、シベリアを横断する

7月後半、アルタイ滞在中の私はすでにバケーションモードだった。気候は穏やかで、ビジネスも時節柄まったりと進行しており、休暇や夏休みの空気が漂っていた。しかし、ある朝、ブラジルの当社パートナーからメールが届いているのに気付いた。その内容は、のんびりとした日々からかけ離れたものだった。最初は、何かおかしなことになっているな、と思った。差出人はオリンピック前夜に陽に当たりすぎたのかもしれない、とまで(笑)。それからメールを改めて読み直し、Googleでちょっと検索した結果…ぶっ飛んだ。

ありのままを話そう。ロシア語を一言も知らない2人のブラジル人が、人生初のロシア訪問を決めた。そして21日間かけて、サンクトペテルブルクからウラジオストクまでの10,000kmをバイクで旅したのだ。

メールには、この勇気あるバイク野郎たちはちょうどウラジオストクからモスクワに飛んで帰ってきたところで、帰国前に数日モスクワで過ごすと書いてあった。メッセージは明らかだ。それに私自身、2人のヒーローに会って握手し、彼らの冒険談を聞かずにはいられなかった。

ご紹介しよう、職業はITビジネスマン、気持ちは絶望的なまでのロマンチストで、超長距離バイク乗りのロドリゴ・デッソーネ(Rodrigo Dessaune)氏だ。

ちょっと話をするだけのつもりが、シベリア探検についてブラジル人を質問攻めにしてしまい、長時間の「インタビュー」になってしまった。下記にその話をまとめた。実に魅力的な物語だ!

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ロック・ザ・カスバ、もとい、バーカス

皆さんこんにちは!

7月。我が社は例年、やることが山ほどある。8月は多くの社員が休暇を取るからだ(かく言う私も!)。創立記念日パーティーを開催したし、ここでは詳細は省くが、全社規模でさまざまな企画が進行している。今回は一番最近あった7月のイベントを紹介する。本社ビルの社員食堂が(ようやく)オープンしたのだ。食堂の名前はBarKas(バーカス)。そう、「カスペルスキー」の「バー」から来ている。実際にはバーというよりレストランと呼ぶべきなのだが、「バー」と呼ぶことにしたのは、我が社の社風にぴったりの気取らないざっくばらんな雰囲気がバーのようだからだ。ただしバーよりも感じがいい。おわかりいただけるだろうか。「レストランカス」ではなかなかその感じが出ない。それに、面白いことにロシア語で「バーカス」は…蒸気船という意味なのだ!まさにぴったりの名前だと私たちは思った。

その蒸気船の「ベータテスト」は今年の3月に行われた。そしてつい先日、ついに一般公開と相成った(社員専用の食堂ではないのだ)。誰でも入れるのなら私たちも入っていいのだろうと思い、「アルファテスト」をしてみることにした…

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生まれ故郷へ

ノヴォロシースクは私の故郷でもある!私はここで50年半前に生まれた。レヴォリューツィ1905ゴーダ通り(「1905年の革命」の意)21番地にあるこの建物に、家族で何年も住んでいた。1970年代前半にはモスクワ地域のフレブニコヴォに引っ越して、私はそこで学校に通い始めた。

ここが21番地だ。

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ロシアで一番住みやすい都市(かもしれない)ノヴォロシースク

先日、当社の役員であるE.D.が受け取った書類に私のこんな出張予定表が付いていたと言う。

  • クラスノダール:地方知事と会見、提携契約に調印
  • クラスノダール:クラスノダールのビジネスパートナーとミーティング
  • クラスノダール:クバン大学で講演
  • ノヴォロシースクへ空路移動
  • ノヴォロシースク:ノヴォロシースクのビジネスパートナーとミーティング
  • ノヴォロシースク:を見学

予定表にはクラスノダールからノヴォロシースクへ飛ぶレンタルヘリコプターの領収書が添付されていた。ヘリの持ち主はAbrau-Dursoという会社で、(現地では)有名なワインとシャンパンのメーカーだ!

「そういうことか。これを”出張”だと言うわけだな?!」とE.D.は冗談を言った(笑)

残念ながら、ワイナリーに寄ってテイスティングをする時間は捻出できなかった。E.D.に言いたい。本当に仕事だったんだ、と(笑)

上空からの眺めはちょっとしたものだった。

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初めて訪れたクラスノダール(心地よい街)

私はリスト作りが好きだ。比較するのが好きなのだ。なので、少し前に、行ったことのあるロシアの街をリストアップしたとき、ロシアの街より米国の街に多く行っていることがわかって、かなり驚いた。まあ、米国16都市、ロシア14都市、と2つ多いだけなのだが、やはり驚きだ。一体なぜこんなことに?普通では考えられない(この計算の方法と各都市のリストについてはこちらの記事を見てほしい)。

それはともかく、また1つロシアの街を訪れたので、リストに加えたところだ。クラスノダール市である。

何と言えばいいだろう。クラスノダールは本当にいいところだ。特に中心部は素晴らしい。整然としており、明るく華やかだ。手入れが行き届いていて、きれいに磨き込まれている。澄み切った青空に昇る明るい太陽が、新鮮で春らしいムードを吹き込んでいる。要するに、大変良い印象を受けたということだ。

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TOP100シリーズ:ロシア編

皆さんこんにちは!

先日より、私見で選んだ世界の美しい場所TOP100を紹介しているが、どこも一生に一度は必ず訪れるべき場所だと思う。そうすれば人生に悔いなしだ!

今回紹介するのは、国土面積が世界最大の国だ!

ロシアの東ヨーロッパ平原には、自然美という点では、特筆に値する必見の地はない。もちろん、美しい場所はあるし、数も多いが、いずれも私のTOP100にランクインするほどではない。それから、ウラル山脈の東には西シベリア平原があるが、こちらは至って平凡な平野で、あるのはツンドラ、タイガ、ステップ(北から南の順)、沼地、川、湖、石油採掘場、蚊の群れだけだ。TOP100に入るほどの名勝があるのはもっと東だ。それについては後述する。さしあたってまずは…

  1. 赤の広場とクレムリン

三方を聖ワシリイ大聖堂、クレムリン、グム百貨店で囲まれた赤の広場。外国からモスクワに来る友人の多くが、特に夜にライトアップされた時など、欧州で一番美しいスポットだと言う。反論の余地はない。私も大好きだ。

注:サンクトペテルブルクはTOP100シリーズの都市編に収録した。

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サンクトペテルブルクで鉄道祭り

ひとくちにミュージアムといっても、いろいろなところがある。

本物の(本来の意味で)美術館や博物館もあれば、展覧会、エキシビション、インスタレーションもあるし…他にその種のイベントを表す言葉としてどんなものがあるだろうか?グラフィティがある!ちなみに、センスよく描かれた質の高いグラフィティは、エキシビションなのだろうか、インスタレーションなのだろうか、それとも破壊行為か?最後の言葉を消したのは、優れたグラフィティ(私見によれば)は本物のアートだからだ。おっと。本題に入る前から本題を外れてしまった。いつもこうだ…

さて、ミュージアムの話だ…

サンクトペテルブルクはミュージアムであふれている。世界随一のミュージアム集積地といっていいくらいだ。

とはいえ、サンクトペテルブルクにあるミュージアムを、たとえばルーブル美術館や大英博物館と比べれば、いくらか見劣りするかもしれないのは承知している。それでも、サンクトペテルブルクが経験してきた過去の困難を考えれば、この街のミュージアムはちょっとした奇跡だ。ミュージアムは、帝政時代以降まともに保護されなかった。70年以上に及んだ共産主義体制下ではもちろん、第2次世界大戦も芸術保護活動にとっては大きな障害となった。ソ連崩壊後の現在も相変わらず、この街のミュージアムは、西側諸国のように国や慈善団体から惜しみない支援を受けることもなく、放置されているような状況だ。あるいは私の考え違いかもしれないが、私にはそう見えるのだ。私が間違っていたらぜひ訂正してほしい。

また話が逸れてしまった…わかっている。本題に戻ろう…

サンクトペテルブルクといえばお決まりの行き先がある。子どもたちが課外授業で出かけるような、典型的で、無難で、伝統的で、ベタなミュージアムだ。だから私たちは当然の成り行きとして、ちょっと見方を変えて、伝統に対抗し、常識に逆らって、型破りにいくことにした!私たちは…鉄道博物館に行ったのだ!

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ペイントウォールチャレンジ

「我々もバンクシーのようなことをやってみませんか?」ある日クリエイティブなスタッフからこう提案があった。確かに悪くないと思い、いつものように許可を出したが、1つ注文をつけた。「ただし、我々の作品はもっと大きく、明るく、素晴らしいものにしなければ・・・バンクシーよりも(ゴホゴホ)。当社のロゴがはっきり見えるようにしないと。」

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F1ロシアグランプリ – ソチ

初めてのF1ロシアグランプリは、実に素晴らしかった!

トラックは非常に速かった。退屈だのもっと難所が必要だのと、批判好きがなんと言おうと。グランドスタンドは巨大、パドックはよく計算された作り、諸設備もうまく機能していた。各チームは、素晴らしく秩序だった運営ですべてがスムーズにいった、と口をそろえた。運営に携わった人々は、大いなる敬意をもって報われるに値する。しかるべきモチベーションを持ったとき、人々は素晴らしいことを成し遂げることができるのだ。

Formula One Russian GP Sochi 2014 続きを読む:F1ロシアグランプリ – ソチ